やられた~!

 昨日の日記

https://warusyawa.hateblo.jp/entry/2020/06/08/081353

で、《日本、中国批判声明に参加拒否 香港安全法巡り、欧米は失望も》というニュースを扱った。「香港国家安全法制」に対して、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダの出した中共批判声明への参加を、日本政府が拒んだという記事である。

 中日新聞の記事だったので、はなから疑ってかかるべきだったし、頭に【ワシントン=共同】とあったのを見逃した。

 共同通信の記事なのである。モロ反日煽り記事であることを見ぬけなかった(泣)。もっと懐疑的になるべきだった。

「なぬ!安倍政権ダメじゃん!!」と思ってしまったのだ。しっかりと紙面を見ていれば、共同だし、「参加拒否」というのは、明らかに誤報であった。金曜日あたりに共同が出してくるニュースのいかがわしさを見落としてしまった。共同が配信したニュースを地方紙が記事にする。しかし記事は土曜日に手にしているので、役所に確認ができない。お休みだからね。これはかなり悪意のある常套手段で、そのことも忘れて騒いでしまった。いろいろ情報収集をしてから書くべきでした。甘い。共同通信には友達もいるので、あまり悪くは言えないけれど、共同通信ふぜいに騙されるとは・・・恥ずかしい限りだ(悔)。

 

 こちらはジャーナリストの山口敬之氏と関係のあった伊藤詩織氏のニュース。

《伊藤詩織氏が漫画家らを提訴 ツイッターへの投稿めぐり》

https://news.yahoo.co.jp/articles/14985ddb5d5ac458bbbe8c6801c6af03e4fa335e

上記はネット上の記事で、朝刊の記事とは若干違う。新聞のほうを引く。

《「虚偽投稿で中傷」提訴 伊藤詩織氏 漫画家ら相手取り》と見出しを打っている。

 冒頭から描き写す。

《記者会見をした後、ツイッターに事実と異なる投稿をされて名誉を傷つけられたとして、自らの性被害を訴えているジャーナリストの伊藤詩織氏(31)が8日、投稿した3人に計770万円の損害賠償と投稿の削除などを求める訴えを東京地裁に起こした。》

 この頭の文章に本文が続く。

《伊藤氏は提訴後に都内で会見を開き、「投稿は私に向けられた言葉だが、性被害を受けた他の人も傷ついている。何かしなくてはと思った」と提訴した理由を語った。》

 この人、なにしろジャーナリストになりたくて名前を売り出したくて、山口氏に近づいた。いろいろな情報から類推するに、「強姦」ではなく何らかの合意があったものと見なされて、刑事事件では不起訴となった。そこで民事訴訟を起こす。一審では「望まない性行為を受けた」ことが認められ勝訴したが、これはあくまでも民事の話ね。山口氏は当然のことながら上告をしている。

 伊藤氏はジャーナリストになりたかったんだが、なんだか性被害者の代表選手みたいな位置づけになってしまった。

 今回の記者会見で「私に向けられた言葉だが、性被害を受けた他の人も傷ついている」と言っている。確かにそうだが、伊藤氏が騒がなければ他の性被害者の方はおそらく知らずに過ぎていく。

 ネットの中傷で自殺された木村花さんの件にも触れているが、木村さんと伊藤氏のケースは違う。並べることに違和感を抱く人も多いのではないだろうか。

 伊藤氏、世被害者の旗印になる前に、ジャーナリストにならなくっちゃぁね。この人の文章は、例の山口氏との関係がらみの告白本しか知らない。むしろそのことをバネにしてジャーナルの世界に羽ばたけばいい。

 そもそも漫画などというものは人を揶揄して面白がるものと割り切って、「試しに大物記者と寝てみたわ」(ってホントですよね)、とか「枕営業大失敗!!」と書かれても、笑い飛ばすぐらいの太っ腹でなくっちゃ世界を股にかけるジャーナリストにはなれない。

 

 ちなみにこの記事は記名で書かれている。新屋絵里記者の手によるものだが、新聞の記事はのっけに「記者会見をした後に・・・」とあり、その後の本分の冒頭に「伊藤氏は提訴後に都内で会見を開き・・・」と書いている。

 あれ?記者会見を開いた後に、ツイッターに名誉棄損されて、そして提訴して、それからまた記者会見したのかにゃ??

 まったく話のつじつまがあっていない。こんな文章を朝日の記者が書いていてはいけない。ネットニュースの方はちゃっかり直してあるけどね(笑)。

 もう共同や朝日には騙されないぞ!