今朝の朝日新聞オピニオン欄。東北大学の明日香壽川教授が論を寄せている。
まず明日香壽川という人について話す。変な名前だが、日本人ではない。中華人民共和国の人なのだ。本名は張壽川(ちょうじゅせん)という。環境科学政策論を専門としており、「日本の環境施策は中国の環境政策より劣る」とどうどうと言い切る支那中国の回し者と思ってもらえればいい。張さんだから、もしかしたら同じ回し者の張景子さんと親戚だったりして。
「たかじんのそこまで言って委員会」では、中部大学の武田邦彦さんと真っ向から対立したが、どうみても論拠の薄いことを詭弁に詭弁を重ねて澄ましているといった印象だった。日本名の付け方といい、中国寄りの発言の乱暴さといい、胡散臭い野郎だと思ったものだ。
その偉い先生が、今朝の新聞でこう書いている。
「日本は特別な国ではない。技術神話や安全神話が崩れた今度の原発事故では多くの外国人が日本を脱出して孤立を感じているだろう。一方で、世界各国からは物心両面での支援があった。これで、国際社会との連帯の重要性を再認識したのではないか」
なんだかもっともらしいことを言っているようだが、相変わらず中身のないスカスカな文を並べているだけで、こんな提言は何の役にも立たない。
このスパイが言いたいことは、「日本なんて国は中国と大差のない国である。現在では中国の方がよっぽど技術的にも安全だ。中国からも支援部隊が入っているし、物心両面で支援の手も差し伸べられた。感謝しろよ」ということなのだ。
結局、この提言は、壽川さんのお得意な「地球温暖化」に収斂していく。無理やり津波被害と海面上昇を結びつけ、2050年には年間20億人の洪水被害者が生まれると予言している。あんたはノストラダムスか。
この人は口がうまい。しかし、よく聴いていると話の論拠にあいまいな点が多いのが解かる。こういう出まかせ屋の話を聴くときには、こちら側がしっかりと環境リテラシーを身に着けていないと危ない。
新聞をペラペラとめくっていて、「明日香壽川」という文字に条件反射してしまった。