歌舞伎の宗家、市川団十郎家の海老蔵が、外国人らしき男にボコボコにされた。
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海老蔵はわがままである。酒癖も悪く、まだまだ考え方も甘い。きれいな新婚の奥さんがいるのである。わざわざ六本木まで出向かなくとも、豪邸で麻央さんと差向いで呑んでいればよろしい。病気を理由に記者会見をキャンセルしたその夜に外で遊んでいるなんて、世間を知らないというか、子どもなんだね。この事件を機に大人になりなさいよ。
それはそれとして、大問題なのは海老蔵を襲った中南米系のハーフ男である。この男、暴行を加えている相手が「海老蔵」であるということを知らなかったなら、通常の傷害事件として裁かれればよろしい。
しかし、もし中南米系の男が殴っている相手を「海老蔵」という歌舞伎役者であると認識していたなら、この罪は極めて悪質と言っていい。もちろん刑法にも抵触しているが「文化財保護法」にも引っ掛かってくるぞよ。
外人だかなんだかわからない男は、暴走族に所属していたとか言われているので歌舞伎座などに足を運ぶたぐいの人種ではないだろう。だから、厳密に言えば海老蔵という至宝の価値を知らずに暴行を加えたのだと思いたい。だが、執拗なまでに顔面に拳を集中している。この状況を見るに、この男、海老蔵の顔の価値を知っていて、それを破壊するために暴行し続けた可能性も高い。とするならばかなり性質が悪いな。
市川団十郎家は1600年代から続く歌舞伎の名家である。「海老蔵」は団十郎の前名として用いられる名跡で、堀越孝俊くんで十一代目となる。この家には幕末に格別の美貌をもった役者が登場する。八代目団十郎である。江戸で熱狂的な支持を受けたが、大坂に行っているとき、宿泊先で謎の自殺を遂げてしまった。あるいは十一代目団十郎は、やはり天性の美貌と花のある芸風が幅の広いファン層に受けた。孝俊くんは、この先達たちに勝るとも劣らない美貌と花をもつ団十郎になる可能性を秘めている。なんとか歌舞伎役者の表看板である「顔」が無事に元に戻りますように。
そして日本文化を破壊する不良外人、不良ハーフなど国外追放にしてもあきたらない。ワシャが独裁者なら、そんな外人は、即刻「八丈島のきょん!」なのだった。