2010-12-02から1日間の記事一覧

どんなに歪でも至宝は至宝 その1

今からざっと270年前の元文2年(1737)、その年に『役者年徳棚(やくしゃとしとくだな)』という評判記が書かれた。その筆頭に登場し「極上上吉」のトップランクに位置付けられているのが市川海老蔵である。ミシュランで言えば三ツ星のその上くらい…

どんなに歪でも至宝は至宝 その2

(上から続く) 海老蔵の酒癖の悪さを並び立てて、犯人への同情論が世間様に広がっているようだが、それは間違っている。酒を飲んで口論になることもあるだろう。時には掴み合いになることだってある。しかし、海老蔵に加えられた暴行は、通常の暴力の限度を…