己を知る

 昨日、知立でちょっとした打ち合わせを行った。内容は歴史教育文化財保護の話。ワシャは昔、文化財関係の仕事をしていたことから、相談を受けたというわけ。

 午前10時に落ち合い、それから「ガスト」というファミレスに行く。ここだとテーブルが広く使えるということらしい。書類や図面を拡げて、コーヒーを飲みながらの喧々諤々で昼を回ってしまった。さすがに店も混みだしたし、午後から予定もあるので打ち切った。

 それにしても、「ガスト」に初めて入ったんだけど、人がいないんだね。席に付くと端末からコーヒーを注文し、テメエでカップを用意し、コーヒーを注ぐ。テメエでテーブルに運んで飲む。

 ワシャが「テメエ」と書いていることからも推察しておられると思うが、「なんで金を払ってセルフでやらなきゃいけないの?」ということで幾分、気分を害した。近くのテーブルの女子高校生2人組が食事を頼んだら、その定食かなんかをロボットが運んできたのだった。

 そんなこと皆さんには常識なのかもしれないが、ファミレスなどここ20年ばかり入ったことがなかったワシャ、「旧いヤツだとお思いでしょうが~」ある意味でカルチャーショックを受けたのだった。

 そして支払いも機械を使って自分でやる。だから人と人とのコミュニケーションはまったくない。それでいいのだろう?接客文化は崩壊したということか?ファミレスってみんなこんな感じになっているんですか?

 午後から、所用で岡崎へ走り、その途中で午前中の話を踏まえてまた別の人物と連絡を取る。

 夕方から、某所で前職のOB会に顔を出す。情報交換会という意味もあって、いろいろと興味深い話もあった。

 そこで話題になったのが、このあいだの日曜日に実施された愛知県議会の知立市選挙区補選選挙のことだった。

 先に行われた市長選に立候補するため県議が職を辞したために行われた補選だった。市長選で前県議は落選しているので、復職のための選挙と言っていい。市長選では1487票の差で敗北し、今回は459票差で勝利を収めた。有権者は5万5千人余であるからどちらも僅差だった。

 さて補選で敗北した自民系の候補者のことである。市会議員を辞して県議選に臨んだ。相手は県議を5期務め、先月末には市長選で顔を売りまくっていた。知名度という点では格段の差があった。しかし接戦に持ち込んだところは、善戦したと言ってもいい。

 事情通のOBがこんな話をした。

「大村知事さえ関与しなければ選挙結果はひっくり返っていた」

 えええ、この補選にも大村知事が関わっていたのか。

 知立市長選でも大村知事のせいで苦戦を強いられた。先の名古屋市長選でも大村知事の支援した候補は大敗を喫している。もうちょっとさ、テメエの人気のなさを自覚しないといけない。

 前回の知事選の投票率が36.43%、県民の3分の2が興味を示さなかった。そりゃ対抗馬が共産と有象無象だけだったからね。ワシャも投票には行ったが、さすがに書く人物が見当たらない。だから知事選は白票で出した。

 自民党愛知県連、立憲民主党公明党、国民民主党が推薦した大村氏、145万ちょっと。対する共産と有象無象で70万票ちかくの票を取っている。これって圧倒的勝利とは言えませんよね。600万有権者の4分の1の支持も得ていないということに自覚的でなければいけない。

 今月の初めに某所で生大村を見たけれど仏頂面でしたね。

 Xにこんな文章が載っていた。

《「男の顔は履歴書」と言ったのは大宅壮一。「40歳になったら人は自分の顔に責任を持たなければならない」はリンカーンの名言。醜男(ぶおとこ)になるもならないも、その男の来し方にある。》