ワシャの手元に1冊の本がある。『プロフェッショナルの5条件』(朝日新聞出版)、2009年(平成21)に出版された本だ。著者はホラッチョ川上氏である。間違えた・・・いや間違えていない。本に書いてある「著者紹介」のショーン・マクアードル川上のほうが嘘だった。あのショーンKである。名前も嘘、出自も嘘、大学卒業も嘘、MBA取得も嘘、留学も嘘、海外での会社経営も嘘、全編嘘で固めた人生だった。
昨日、中東研究家の飯山陽さんの「飯山あかりちゃんねる」を視た。お題はこれ。
《【ショーンK超えか?!】小池都知事、公式動画のアラビア語がスゴかった!》
要は、また不用意にも小池都知事が、Xによく解らない情報を上げてきたんですね。短いものなんですが、アラビア語で話しているユーリーKさん、それをアラビア語に堪能どころか、精通している飯山博士がヒアリングしたのですが、「なにを言っているのか理解できない」レベルだったそうです。
ユーリーKさんと共演していた人は「けっこうしゃべれるんですね」と持ち上げているが、おまえ、アラビア語が聞き取れるのかよ?適当なお追従をしているんじゃねえぞ。
もちろんワシャだってアラビア語なんてまったく知らないので、飯山博士の解説を聞いてようやく理解したんですね。
《小池百合子知事、アラビア語を話すインタビュー映像をXに投稿 学歴詐称疑惑への反論か》
https://news.yahoo.co.jp/articles/06d01f3effaf6b9495b75bcc9ebdbea706b138a4
ショーンKもそうだったが、嘘つきは嘘を隠すために嘘の上に嘘を重ねていくという習性が見える。この「昔のアラビア語らしきものをしゃべっている映像」も、本物のアラビア語を知る人には即座に反論される程度のもので、ユーリーKの腹の中では「都民、国民なんてバカだからなんとか誤魔化せるわ」と思っていたに違いない。
こんなホラッチョ小池を都知事にするのも悲しいけれど、かといって立憲共産党の蓮舫候補というわけにもいかないしなぁ。
首都東京のトップの選挙、本当に人材がいない。