曇り空に陽が差してきた

 昨日、午後4時に大声を上げてしまった件がニュースになっている。

《日本保守党、衆院東京15区に擁立表明 麗沢大客員教授の飯山陽氏》

https://news.yahoo.co.jp/articles/37c15eba4892870f7fee2c2c1c611e139f3500cc

 イスラム思想研究者の飯山陽(あかり)さんが日本保守党の東京15区支部長になった。

 ワシャはそもそも飯山さんを本で知った。令和元年に『イスラム教の論理』(新潮新書)を購入したことが切っ掛けで、その後、『イスラムの論理と倫理』(晶文社)、『中東問題再考』(扶桑社新書)、『愚か者!』(WAC)、『ハマスパレスチナイスラエル』(扶桑社新書)を読んだ。

 令和2年11月30日の産経新聞のオピニオン欄に載っているのを見つけてた。題して《テロリストの高笑いが聞こえる》、副題が《「トランプ敗北」と喜ぶ人》。

 まだこの時点でバイデンは大統領になっておらず、中東についてもトランプ時代の安定が続いていた。だが、ここで飯山さんは、《バイデンがオバマ政権の中東政策を踏襲すれば、中東は10年前の大混乱状態へと逆戻りし、その影響が世界に及ぶ可能性は否定できない。》と警告していた。悲しいことではあるが、見事に飯山さんの予測は的中した。

 この時期に、バイデン大統領と中東の混乱を結び付けて語った中東研究者はいなかったと思う。中東学会のお歴々はバイデンの登場を喜び、トランプをくさしていた。実は、日本のエネルギー問題ひとつとっても、飯山さんの言うとおりバイデン大統領が最悪だったことは今や現実ですわな。

 さて、その飯山さんが日本保守党の東京15区支部長になる決意された。素晴らしい決断だと思うし、重い決断でもあった。

 後は、自民党の大混乱に付け込んで、小池東京都知事が首相の座を狙って、東京15区から対抗馬として出てくれれば面白い展開になるのだが、飯山さんでは、絶対に出てこられないだろう。

 その一つが「アラビア語」である。これは百田代表や有本事務総長から出ていた話だが、飯山さんと都知事で討論会を実施して、それを「アラビア語でやろう」という提案である。小池都知事は何といっても自称「カイロ大学卒」だからね(笑)。アラビア語を話せずして、カイロ大学には通えない。卒業の真偽が問題になっているが、ここは飯山さんとアラビア語で中東問題についてペラペラ語ってもらえれば、東京都民の疑念も晴れる。でも、絶対にやらないね(大爆笑)。

 ほら吹きバアサンのことはどうでもいい。飯山陽さんのことである。

 飯山さんは、ジャーナリストの有本香さんと作家の百田尚樹さんの立ち上げたユーチューブ「ニュース生放送 あさ8!」に頻繁に登場されるようになる。その後、ご自身も「飯山陽のいかりちゃんねる」を立ち上げて、日々、厳しく楽しくライブ配信を行っている。それらを拝見し、わずかとはいえ、飯山さんの人となりを知っているつもりだった。

 番組中でも、有本さんから「飯山さん立候補してよ~」などと振られることもあり、「いやいや」とその都度、遠慮というか拒んでいたことを記憶している。

 でもね、ワシャですら飯山さんの国家観、歴史観、人生哲学などを読み、聴いていると、こういう人に政治家として活躍して欲しいと思っていたのも事実。

 しかし、飯山さんは受けないだろうと踏んでいたが、それが一転、東京15区の支部長とあいなった。昨日も書いたけど、「ええええええ!」てなもんですわ。3軒先のお婆さんが「なにかあったの!」と飛んできたくらいだ(笑)。

 青天の霹靂・・・じゃないな。曇天の陽光、一筋の光輝だ。

 この勇気ある決断に対し、SNSでぐつぐつ言っているどこぞのボケ教授もいるようだが、そんなもの支部長が相手をするまでもない。飯山さんがまっすぐ進めば、ファンや支援者たちが露払いとなり、そんなゴミは蹴散らしてくれるわ!

 がんばれ!飯山陽さん。

 最近、深川あたりにも行っていないので、久し振りに門前仲町富岡八幡宮あたりを散策するのも悪くない。そうしたら飯山さんの事務所にも顔を出してみようかなぁ。