東京15区

 今朝の朝日新聞。「衆院東京15区補選」の候補者の顔写真が並んだ。小池都知事が推す「都民ファーストの会」から乙武洋匡氏、「立憲民主党」から酒井菜摘氏、「共産党」から小堤東氏、「日本維新の会」から金沢結衣氏の顔写真と指示する政党の図までがご丁寧に載っている。

「日本保守党」から出馬する飯山陽氏、飯山陽氏、飯山陽氏のご尊顔は並んでおりませんでした。

《小池知事にすがる自民、足並みそろわぬ野党 東京15区は政界の縮図》

https://www.asahi.com/articles/ASS3Y3S29S3YUTFK00GM.html

 記事の前段は小池知事が乙武氏を強く支持し、自公にまで働きかけを行っていることを書いている。

 後段は「候補の乱立」で立憲と共産は「立憲共産党」となって戦う道を探っていることを臭わす。紙面1650字のうち900字程度は小池=乙武の記事。野党系の候補者については600字くらい。「都民ファ」「立憲」「共産」「維新」などの主な政党の候補者写真と図で100字を割く。

「日本保守党」から立候補予表明している飯山陽氏は「諸派の飯山陽氏(48)」と写真も「日本保守党」という記述もなく、たった8文字の紹介にとどまった。

 これは朝日の悪意なのだろうか、あるいは公職選挙法の不備なのだろうか。

「日本保守党」の飯山陽氏との「アラビア語対決」を避けた小池都知事が、乙武氏という最終兵器を出してきた。これを見境のない自公が支援するとなると、これはかなりの強敵となる。

 とはいえ、小池票と自民党の岩盤票、公明票が確実なだけ。性懲りもなく立候補する元15区の代議士の秋元候補には、そこからいくらかの票が持っていかれるだろう。

 さらにきれーなネーチャン系候補を「参政党」「維新」「立憲」が担いでいるので、女好き系票はここで割れる。それぞれの政党支援者もいるしね。残るのが健全な保守思想をもつ有権者の動向である。

 この集団が動けば、日本の未来を変える大きな一歩が踏み出せると思っている。くれぐれも朝日新聞やNHKのような偏向報道や、強かな政党の戦略には惑わされてはいけない。