脱炭素の嘘

 工学博士の武田邦彦先生の説明が解りやすい。

地球温暖化、大気中に二酸化炭素が増えることで、大気が温められ地球が温暖化している。そんなわけはない。地球は平均深度4000mの海が70%覆っている。この状況で大気を温めて海洋まで温まりますか?単純に考えてください。風呂を沸かすときになんで風呂桶の水を温めるのか?もしも空気が温かくなることで水が温かくなるなら、風呂の空気を温めればいいじゃないか。でもそうはならない。水のほうが熱容量が1000倍ですからね。部屋を60度に加温しても水は冷たいまま。だから水を温めて風呂を沸かす」

 なるほど、とても理解しやすい。

 偽善者どもは「地球温暖化が進んでいる」と喚いているが、水が70%を覆う海洋惑星を、大気の温度上昇によって温めるのに、どれほどの熱量が必要なのか・・・ということなのである。下手をすると大気を300度くらいにしないと地球全体は熱くならないかもね(笑)。

 

 二酸化炭素の話は、そもそもが嘘なのだが、その環境原理主義偽善者どものいう「CO2」の排出量に乗っかって議論を進めよう。

 まず日本がどれほどの二酸化炭素を排出しているのかというと、地球全体の32.1%を輩出している支那の10分の1の3.2%でしかない。3.2%という乾いた雑巾をさらに絞れと原理主義者どもは無能な政治家を煽っている。これでバカな政治家が踊りはじめ、企業を脅し経済を停滞させ、あろうことかレジ袋まで有料にして、国民に不便を強いている。

 隣の机にはビチョビチョの雑巾が置いてあって、そこから汚れた水が滴り落ちている。これを絞らなくってなにがCO2削減だ。

 さらに先生は、8月の県庁所在地の気温を表で示され、高かったところが新潟、富山、福島、京都、低かったところが、那覇、鹿児島、高知、宮崎だったことに言及した。

「これは温暖化の特性で、北のほうが暖かくなるんです。だから北海道の物成(ものなり)がよくなる。縦に長い日本のような国にとってはありがたいことです」

 というようなことを言われた。

 

 一旦、政策が動き出すとなかなか止められない日本という国家、どこまで「脱炭素」という嘘、それらを持ち出して政策を騙る偽善者どもの言説に惑わされていくのだろうか。「EV」も「SDGs」も国際的詐欺案件と言っていい。これにいつまで日本人は騙され続けるのだろうか。