寄る年波に勝てる人間はいない

 加齢というものは残酷なもので、もちろんそれは高橋似のワシャ(バカ)だって例外ではない。確実に「老い」が顔を始めとして体のあちこちに不調をつくり出している。

 ワシャぐらい若くても20~30代の元気の良かった頃と比べると体力の低下を感じるのである。いわんや80過ぎの老人においてをや。

 衆議院の最高齢は二階俊博議員で来月85歳になられる。ご長命はもちろん寿ぐべきことであるが、さて、日本の将来を創っていく政治を、平均寿命を超えた老人がやるべきことなのか?

 衆議院に今年で80以上の議員が9人、参議院には4人おみえだ。一般の社会で定年となり一線から退く60歳以上(公務員の定年延長も始まるが)でみると、衆議院でざっと195人、参議院で107人が定年以降も働いている格好になる。

 国会議員定数713人(衆議院465、参議院248)中、306人が定年以降に務めているということですわ。率にして43%の従業員が定年以降の再雇用の会社ってなかなかすごい業界だと思いませんか?

 でもね、65歳でもメッチャ若い人もいる。70代でも頭脳明晰で的確な判断を下せる人も存在する。もちろん人それぞれなのだが、それでもね、加齢により両頬の肉が垂れ落ち、唇が下がり、口が閉まらないまんま・・・こんなのはもう限界を超えているよね。そりゃぁ議会中だって眠くなりますわ。小便も近いし、涎(よだれ)もたれる。締まらない顔を全国ネットで晒すなんてある意味で哀れだ。

《「頭悪いのはあなた」谷川弥一議員 裏金認め議員辞職へ…不遜な“逆ギレ対応”が特大ブーメラン》

https://news.yahoo.co.jp/articles/9e1cdf341478de384f7a7869feaa1a15a40f13d7

 上記のURLはニュースを提示しただけで、そこに写っている人物と本文はなんの関係もありません(笑)。

 例えば衆議院最高齢の二階俊博議員である。衆議院議員を40年やっている。それ以前に和歌山県議会議員を2期やっておられるので、都合48年もの間政治家としてやってきた。父親も県議だったので世襲ともいえる。

 政治家になるまえは大学を出てから14年間を国会議員の秘書として生活をし、36歳で政治家になり、その後は選良として高額な報酬を得てきた。考えてみれば36歳からだとして、60まで24年間、県会議員・国会議員として働いていれば、それなりの資産形成はできているよね。それも親から地盤、看板、鞄を引き継いでいるから悠々自適な60歳だったはずだ。

 であるなら、そこからは一般社会の普通の人と同様に、再雇用だと思って賃金をカットして働くこともありだし、そもそも国家のことを考える政治家なのだから、定年年齢以降は「ボランティアで活動させていただきます」と言ってもいいよね。

 それも厳しいなら、名古屋市の河村市長並みに年収800万円くらいはもらっておけばいい。交通費も宿泊費も秘書給与(公設)もすべて税金で賄われているのだから、やってやれないことはないはず。

 800万円で無理だと言うなら、普通に議員歳費を支給されて60前の若手に議員を譲ればいい。小選挙区には何十万人という人がいる。その中には「口の閉じないジジイ」よりモノのいい人は山ほどいるのではないか?いない方がおかしいよね(怒)。

https://toyokeizai.net/articles/-/586556

 上記URLもニュースが気になっただけで、それ以外の思惑はありません。