無報酬で活動する人

 ただいま午前4時30分。

 昨日の午後から地元イベントの準備で駆り出され、大型テント18張の設置から始まり、テーブル100、椅子500、発電機5、イベント用のグッズ、配布用の菓子など、4tトラックなどで10台分の資機材のイベント会場に運び込んだ。

 夕方から風が上がってきたので、テントは天幕を張らずに骨組みだけにして引き上げてきた。

 今朝も早朝から、昨日の続きの作業を実施し、午前10時からのイベント本番に備える。イベント自体は夕方には終了するが、そこから撤収作業を始め、最終的には全撤収は翌日になるだろう。

 これを地元のボランティアだけでやろうというから、役員などの負担は極めて大きい。

 ワシャは仕事でいくつものイベントを実施してきた経験からするとが、これら一連の作業を業者に委託すれば、200万円は下らない作業だと思う。

 地元の役員といっても、大半が高齢者で50代が何人か入っている程度のことで、業者のように若いアルバイトを雇って実行するのとわけが違う。

 いけない。午前5時を過ぎてしまった。そろそろ準備をしないと集合時間に遅れてしまう。

 とにかくこれが現在の地域の実情である。昭和の時代から続く地域活動というやつが、全国的に問題になりつつあるが、こういったことが、どれほど地元の負担になっているか、現場取材だと思って頑張ってやってこようっと。

 帰宅は午後9時を回るかなぁ。