ワシャはあちこちから有料の情報を集めている。ジャーナリストの日垣隆さんのメルマガもそうだし、コラムニストの勝谷誠彦さんのメルマガもそうだ。「日本もったいない学会」にも有料で参画しているし、脚本家の倉本聰さんが主催する「富良野自然塾」にも会費を払って季刊の情報誌を送ってもらっている。こういった有価の情報がなかなか役に立つんですね。
今朝、届いた勝谷さんのメルマガに、一昨日、朝日新聞のオピニオン欄に載った投稿の話があった。早速、新聞を確認すると、う〜む、見逃していた。一人の人間、それも阿呆な凡人が日々大量の情報から確認できることなぞ僅かなものである。そこで、情報収集能力、情報識別能力の高い識者から、お裾分けをいただくことにしている。勝谷さんのお蔭で重要な投書を見過ごさなくてよかった。
投稿者は長崎大学教授の高橋和雄さんである。投稿の中で教授はこう言う。
《建設業者の可能性には、見逃せないものがある。市町村に拠点を持ち、資機材に加えて地域に精通し、専門的知識もある。災害発生のおそれの段階から活用できるポテンシャルを持っている。》
まさに、教授の言われるとおりで、地域防災の中では地元の建設業者、いわゆる土建屋と呼ばれる業者の防災能力、災害復旧能力は高い。しかし、それが今、徐々に地元の行政と乖離し始めている。
なぜか。
(下に続く)