読書会の話など

 先の8月15日に《終戦の日に》と題した日記を書いた。

https://warusyawa.hateblo.jp/entry/2023/08/15/114046

 その時に、秋に開催する大読書会の課題図書を『小津安二郎』(新潮社)にしたことを記している。その読書会が昨日だった。関東方面や尾張からメンバーがぞくぞくと某所に結集した。迎え撃つ地元勢も手ぐすねを引いて待っている。

 午後1時ちょうどにゴングが鳴った。

 まずはシアタールームで小津安二郎の名作「麦秋」を鑑賞する。2時間ちょっとを昭和26年の東京、鎌倉、奈良に遊ぶ。

 ワシャは徹底的に小津映画が好きなので、楽しくてしょうがない。原節子淡島千景の口げんかに笑い、原節子杉村春子のやり取りに泣いた。

 映画を鑑賞し、今度は壁面をホワイトボードとして使える会議室に場所を移動して、課題図書の『小津安二郎』についての議論を尽くした。これがおもしろかった。しかし、今回は時間が短かった。いつもは午後1時に開始して午後5時過ぎまで、4時間たっぷりの喧々諤々。ところが1時から3時過ぎまで映画を観ているので、議論はその後の2時間くらいしかない。午後6時には駅前の料理屋で「かんぱ~い」をしなければいけないからね(笑)。

 なにしろ、遠くから『小津安二郎』を読み、なかには小津映画をしっかりと鑑賞してやってきているメンバーである。そりゃ言いたいことが山ほどあったのだろうが、皆さん、短めにお願いをいたしました(謝)。

 いろいろな発言があったのだけれど、ワシャ的に印象に残ったのは、「この映画は女性の映画だね」という意見であった。

麦秋』の登場人物で、男性陣はどうにも不甲斐ないという。鳥の餌をつくる老父、碁を打ってばかりの兄、歯切れの悪い夫になる男、ちゃらちゃらした会社の専務。

 それに比べ結婚を一人で決めてしまう原節子、はきはきと物を言う淡島千景、家事をこなし、義理の妹のことを心配する兄嫁の三宅邦子、息子の嫁を息子に断りなく決めてしまう杉村春子など、闊達な女性陣がとにかく目に付くと言うのだ。

 確かにそのとおりで、小津は、戦争で自信を失ってしまった男と、その逆に、「だからしっかりしなければ」と覚醒する女たちを描きたかったのではないか。

 他にもいろんな意見が飛び交ったが、そのあたりはもう少し頭を整理してから記録したい。

 

 さて、いつもの悪口雑言にいきたい。

 昨日、ちょっとした所用があって、市内の自転車道(緑道)を流星号で走っていた。そうしたら、200mくらい向こうからこっちに向かって走ってくる自転車を視認した。明らかに東南アジア系の顔立ちを持つ男が煙草を咥えている。すれ違いざまに煙草の煙を浴びせられた。それはいい。いけないのはその男が、その煙草を火のついたまま路上にポイと捨てていったことだ。

「こらあ!」

 と、ワシャは走り去る外人の背に波動砲を放ったが、自転車は猛スピードですたこらさっさと逃げてしまった。

 

 そして今日の午前中のことである。やはり所用で市内の某公園内を歩いていると、ベンチでくつろぐ家族連れとすれ違った。若い外人夫婦とその子供2人(5歳と3歳くらいかなぁ)である。父親が上の子に度々話しかけ、子供が何か抗議しているようだ。その後、母親も会話に加わった。内容は聞き取れなかったが、3人とも日本語でないことだけは理解できた。

 ええ?ここは日本でっせ。子供に日本語を理解させないと、小学校に入ったとき、授業についていけまへんで。ついていけないから、特別事業とか専任教師を用意して、特別扱いで外国人児童を支援するって、なんかおかしくない?

 そもそも日本で生活をするなら日本語をマスターしてくるべきだし、日本で子供に教育を受けさせるなら日本語教育を真っ先にやるべきで、それを「家族では母国語を使っています。日本語教育は日本の税金を使ってやってくれ」では、話が違うだろう。

 増税メガネ・フニャチン岸田は、完全に移民政策に舵を切った。すでにヨーロッパ諸国が、移民によってどれほど苦い目に遭っているか、それを知っていながらの移民開国である。

 やはり緑道でのことなのだが、先月、数人の若い男の外人(中東系か?)が、大きな樹木にたかってその実を取って食べていた。大騒ぎをしながら。ワシャは男なので、その横を通過したが、女性ではちょっと恐かろう。木の実を取って食っても、別に問題はないだろうが、集団で奇声を上げているのはいかがなものか。

 

 今朝の「日曜報道ザ・プライム」である。昨日、ちょいと飲み過ぎたので、午前7時半ごろに寝室から居間に降りた。そうしたらテレビが点いていて、橋下徹氏の顔が出てきたので、テレビを消そうと思ったら、その次に稲田朋美代議士の顔が映った。もちろんテレビを消した。

 しかし「ちょっと待てよ」と思った。再度、スイッチを入れたら、やっぱり稲田議員の顔がどアップでモニターに映った。この人、確か64歳のはずだが、顔に皺は一本も見当たらない。50代の頃よりずいぶんと若返っている。ははぁ~ん、整形したな。