今日の日記は金がかかっていますぞ(泣)

 昨日、所用があり車で愛知県の西尾市まで出かけた。幹線道路を走っていたらオフハウスを見つけ、ニャンコ先生がいるかもしれないと思い、時間的な余裕もあったので立ち寄った。

残念ながらニャンコ先生はいなかった。この規模の店舗だとぬいぐるみや、アクリルチャームのひとつやふたつあるんだけどね。その他にも買うものもなかったので、車にもどり目的地に向かうために店舗の駐車場を出ようとした。ここからの説明は、ワシャの書いた地図をご覧いただきたい。これね。



 店舗東側の駐車場を出ようとした。目的地に行くには南の幹線を東進する必要がある。しかし、A交差点の信号待ちで渋滞が発生しており、南出口からの道路への侵入は面倒くさそうだ。

 そこでワシャは北出口から生活道路に出て,B交差点を右折、そしてA交差点を左折して幹線道路に出ることにした。

 北の出口まで行くと、生活道路のほうもトラックを先頭に3台ほど車が信号待ちをしている。どこも混んでいるんだな。やがてB交差点が変わって、3台の車が動き出したので、ワシャも駐車場から右折して生活道路に入り、B信号を右折し、A交差点の南北方向が赤信号だったので左折のウインカーを出して信号待ちをする。その時、後ろにパトカーがついているのがバックミラーで確認できた。

 信号が変わり、幹線道路へ左折し、東へ向かう。パトカーもついてくる。そしてなんと「前のシルバーの車両、左に車を寄せて停止してください」とマイクで呼びかけて来るではあ~りませんか。

「誰かつかまったか?」

と思いながら車を走らせていると、パトカーはワシャの車にぴったりとついてくる。

「左側の駐車場に入ってください」って、また言ってくる。ワシャが捕まったのか?

 ワシャが幹線沿いのドラッグストアの駐車場に入って停車すると、パトカーもついてきた。

「本格的にワシャやがなぁ」

 車から降りると、制服の警官が近づいてきてくる。

「なんでしょうか?」

 と、たずねると、「B交差点を右折しましたね。あそこは右折禁止なんです」と言う。

「えええええ!」

 てなもんですわ。立派な交差点があって、そこが青信号で、歩行者にも気を付けたし、対向車もいないからスーッと静かに右折したものである。

「なんでやね~ん!」とは言わなかったものの、「ちょっと理解ができませんが?」と問うと、警官はスマホの写真を見せてくれた。B交差点の南東の信号の点滅版の脇に小さい方向指示の標識がある(赤い矢印)。そしてB交差点の手前にも小型の方向指示の標識が低い位置に立っている(赤い矢印)。

 ワシャはわりと周囲の状況に目を配るタイプだ。だから大学生の頃に学校近くの駐車禁止で捕まって以来、それこそ何十年も無違反でゴールド免許で来ている。

 それがまったく自覚もなしで違反してしまうとは(トホホ)。

「普通、あれだけしっかりした交差点で右折禁止って、規制の欠陥じゃないんですか?」と優しく反論をする。

「いえ、A交差点とB交差点の間隔が接近し過ぎているものですから、右折禁止となります」

 ううむ、あまり明確な説明ではないが・・・。

「それに、信号(三灯灯器)の横とB交差点の西側道路わきにも小型の標識が設置してありますし、道路上にも右折ができないようにペイントされています」

 おいおい、オフハウスの駐車場から出る時、トラックが信号待ちをしていて、道路わきの右折禁止標識は見えないし、ましてや路面に描かれた右折禁止は上に車が乗っかっているので確認のしようがない。

 南西信号の三灯灯器の横の標識だが、交差点に差し掛かって、左右の状況、前からの車両、歩行者・自転車にも注意を払わなければならないときに、わざわざ信号を見上げて、そのわきの小さな標識を確認できるのだろうか?

 ルール違反はルール違反、しつこく食い下がるのはワシャの流儀ではないので、さっさとサインをして罰金7000円減点2点を受け入れた。

 でもね、警官との別れ際に、「あの信号は狙い目の信号なんですよね」と言うと、若い警官はニヤッと笑ったのであった。

 どちらにしても、通常の信号交差点で右折禁止というのは、普通の市民には理解できない。どうしてもそういった規制をするならもっと派手派手しく「ここは右折禁止です」とどでかい看板を立てろよ。周辺住民には周知されているだろうが、遠路、西尾まで足を運んだ人間には、B交差点の右折禁止はまったく判りにくい。不親切極まりない標識ばかりで、これはタカリに近い状況に思える。

 突然、7000円も取られたんだから、これくらいは言わせてもらわないと怒りがおさまらない。

 それにしても、ワシャに対応した少し太った若い警官の物腰の柔らかいことといったら、先日、ケータイとiPadを買いに行ったスマホショップの従業員よりも腰が低かった。スマホショップの店員さんもいい対応をしてくれたんですよ、でもそれよりも、さらに営業応対が丁寧というか・・・。

 それでいいのかなぁ。警察官というものはもう少し厳しく毅然とするべきではないか?

 信号と規制の矛盾と、警官の対応について苦言を呈しておく。これで7000円はちと高いが、取材費だと思って泣いておくか(エ~ン)。

 

 書き終わって、新聞をひろげていたら、ニャンコ先生に「つまらんことでクヨクヨするんじゃない!」と叱られた。これね。