交通安全

 昨日、車で比較的大きめの交差点に差し掛かった。自転車を引いた大柄な女性と、その脇を歩くジンビーな女性が、横断歩道を渡り始めた。かなり余裕があったので、先に行けないこともなかったが、真面目なワシャは横断歩道の手前で停止して2人が通過するのを待った。

 そうしたらね、手前をあるくジンビーのほうは、小走りにワシャの車の前を過ぎていく。自転車を引いたデーブーのほうは、のっしのっしと余裕をかまして通過していく。小走りとのっしで、とはいえ1mほどの差しかつかなかったけどね。

 でも、これって気持ちの問題で、少しでも急いでくれれば待っている甲斐があるというもの。「どうぞゆっくり渡っておくれやす」となるけれど、「待つのが当然でしょ」という態度が垣間見えると、「さっさと渡れよスーブー!」となる。人間の気持ちなんて単純なもので、ちょっとした仕草が人に好感をあたえたり不快感をもたらしたりするのである。

 ジンビーの人は、やはり人の視線を意識しているのだろう。どう行動すれば相手に好印象を与えるか、ということを知っているのだ。

 

 今朝のことである。出勤時に脇の駐車場から大きめの乗用車が歩道をまたいで、幹線道路に出ようとしていた。それ自体は違法でもなんでもないんだけど、朝の通勤通学時間だから、たまたま学生やワシャが歩道を通っている。

 幹線道路の通過交通が多いので、車はなかなか幹線に出られない。歩道の通行を完全に妨害しているので、自転車の高校生2人が、自動車を大きく迂回し、歩道からはみ出して通過していった。

 ワシャも朝から会議があるので、こんなところで呑気に車待ちをしているわけにはいかない。だから車のフロントの左側から、歩道からはみ出す格好で行こうとした途端、車が前進を始めたのだ。運転手はオバハンで、ワシャとは反対の方向ばかりを見ていて気が付いていないんですね。ワシャは持ち前の反射神経で迫り出してきた車のフロントをサッと車道側に避けた。併せて「こらあぁ!」と一喝した。それでオバハンはようやく気がついてブレーキをかけたのだった。オバハンが気付かなければ、ワシャはさらに車道側に車を避けることになり、そうすると交通量の多い幹線にはみ出し危険度は増す。あるいは、オバハンの車に轢かれて自転車が壊れることになる。どちらにしてもオバハンの車が悪いのだが、オバハンは険しい表情でワシャを睨んでいるのだった。オメェが悪いんでしょうが。

 

都民ファ議員が無免許運転 選挙期間中に衝突事故》

https://www.jiji.com/jc/article?k=2021070500790&g=pol

 ワシャをはねそうになったオバハンとよく似たオバハンが無免許運転で衝突事故って、ア~タ。都民ファーストの会は、木下都議の除名処分するようだけれど、明確な法律違反を犯したオバハンは、議員辞職でしょうが。