LGBT法の影響がジワリ・・・

 ワシャのアンテナが低いせいだろうか、すすきの首切断事件の被害者の方のお名前や顔写真を、なかなか確認ができなかった。いつもの報道なら、被害者側のプライバシーなどまったく無視をして、家族・親族から近所の人、同級生まで根掘り葉掘り取材をして暴露していくのに、今回はずいぶんと配慮しているんだなぁ・・・と思っていた。

 今朝の朝日新聞だってそうさ。社会面に「長野4人殺害事件」と「すすきの事件」の2つの記事が並んで載っている。長野の事件のほうには、お二人の被害者女性の名はしっかりと記載してあるが、すすきのの事件は「北海道内の会社員男性」としか書かれていない。

 しかたがないので、ネットであちこち探してみたら、この記事があった。

【《ススキノ首なし遺体》被害者が「瑠奈容疑者宅に押しかけトラブル」新証言、父が娘を実行犯にした理由】

https://news.yahoo.co.jp/articles/8061b2d497e7d68b72c6c7347383eb3bc6a9dbd3

 ああ、ここにお顔がありますね。お顔を拝見してみれば「あ、なるほど」と納得させられた。

 殺人事件では、被害者感情なんかまったく無視をして、被害者周辺をどんどん暴露するマスコミが、なんでこう控え目なのか・・・。

 左翼メディアはこぞってLGBT理解増進法(以下、LGBT法)に賛意を示している。この左傾法については、まったく政権を責めない。だから、こういった容貌を持っている被害者には人一倍敏感になっているのかも。

 この事件、加害者、被害者双方の闇がかなり深い。LGBT法の成立に必死だった議員たちも、事件の行方をしっかりと注視しろよ。

 

 LGBT法のからみでもうひとネタ。

 自民党有村治子参議院議員が、『WiLL』9月号に寄稿している。有村議員、自民党国会議員の中でも数少ないモノのいい議員で、ぜひ高市首相実現のために頑張ってもらいたい人である。

 この人、LGBT法の採決の時に、退場もせず賛成に回った。このことで保守派世論から批判を受けることは承知の上で、このクソ法の運用に対して楔を打つための質問をするために、あえて賛成をしたのである。ここで、否決なり退場してしまうと、質問権そのものを失ってしまうので「あえて」そうした。

 そしてその質疑(15分)が誌面にあるが、これは質問のお手本と言っていい。「ソーリソーリソーリ」とか「一番じゃなきゃダメなんですか?」などの質問にもなっていないくだらないものとは比較するのもおこがましいわい。

 政府側からしっかりとした回答を得、LGBT・・・とくに「T」の暴走を進めようとするバカ議員たちの行動を抑制している。

 残念ながらというか、ラッキーというか、推進派の議員たちがバカばっかりなので、有村議員のこの蜂の一刺しがどれほどの効果があるものかは気がつかなかったようだ。

 

 そのバカの筆頭が言い訳をしている。

《“自称保守”から集中砲火を浴びた稲田朋美LGBT理解増進法で戦い抜いた理由》

https://news.yahoo.co.jp/articles/66f47e75ace9b2c9b4cc118de378d6fda866e0fc

 ざっと読んだけれど、ワシャのような素人ですら稲田氏の発言に29もの突っ込みを入れてしまった。こんないい加減なことを政治家がほざいてて、いいのだろうか。

 この人、月刊『Hanada』6月号にフリージャーナリストの山口敬之さんが寄稿した《LGBT法案 稲田朋美の裏切り》という論文に対して、7月号で反論を行っている。題して《LGBT問題、山口敬之論文に 稲田朋美が大反論》。

 山口さんの論文から、稲田氏の反論までしっかり読み込みましたが、軍配はどう読んでも山口さんに上がる。そもそも冒頭から稲田氏は山口論文を「作文」と言ってしまうから終わっている。内容についての具体的反論をせずに、文章を「作文」と貶めるところからスタートしてはいけない。そこはちゃんと礼節を重んじなきゃ。

 このあたりから稲田氏の「小物」ぶりが全開なのだが、今朝の朝日新聞の被害者氏名不記載などは、大恩ある安倍元首相を裏切ってまでして成立させた「稲田LGBT法」の影響かもよ(笑)。

 

後日追記:男性は恵庭市、浦仁志(62)