変態を野放しにするLGBT理解増進法

 ちょいと気になることがあって、ここ2~3日悩んでいたのだった。それは、女装趣味のある変態が脇役として出てくるコミックなんだけど・・・。ワルシャワ家には膨大なコミックもあって、なかなか特定できず探し出せなかった。

 それが昨日閃いた!

 コミックの『サイコメトラー』(講談社)だった。

 10年くらい前だったと思う。たまたま書店で目についたコミックがこれですわ。ワシャは基本的に絵が上手なコミックを好んで買っている。とくに女性を魅力的に描く漫画家がいい。浦沢直樹とか池上遼一江口寿史村上もとか桂正和星野之宣などのコミックは段ボールに詰められて裏の納戸に積み上がっている。

 10年前に、朝基まさし『サイコメトラー』の2巻(向かって左)を本屋で手に取った。表紙がウインクをする女性、これが美人なんですわ。登場人物の警視庁捜査一課警部の志摩亮子、女優の高島礼子の若い時って感じかなぁ。

 まぁそんなことはどうでもいい。気になっていたのは、写真の真ん中に写っているデブチン、物語の中に登場する変態男の福島満男20歳のフリーアルバイターのことである。読んだのが10年前のことだったので、名前すら覚えていなかった。ただ、だらしなく太った体形や女装趣味が際立っていたので、そのあたりを記憶していたんですね。

 だから「トランスジェンダー」の問題点が指摘されるようになってきて、とくに「女性用トイレ」の話にスポットが当たりだし、変態デブ男のことを思い出したっちゅーわけ。

 彼は、女装が大好きで、登場話では、婦人警官の制服を身に着ける。ご丁寧にもブラジャーからパンティーまで履いて、デブの婦人警官福島ミツコに変身した。そしてニセ婦警は志摩亮子が勤務する宇田川警察署に侵入する。

 そこで、なんと婦人警官の定期検診に紛れ込んでしまう・・・てなアクシデントが次から次へと発生するんですね。

 このコミックが書かれたのが、正確に言うと2011年だから12年前のこと。この時期にすでに女装をしてうろつく変態男の福島満男が普通に描かれているのだ。こういう男が「LGBT法」により社会で許容されるようになってしまう。婦人警官の更衣室で、福島満男が咎められても、「私、性自認は女です」と言い張れば、罪に問われない。12年前から心配されていた現実が、ついに陽の目を浴びるのである。

 

 こんな天下の悪法を成立させてしまう自民党、ホントに大丈夫か?