SDGsの欺瞞

 ワシャはある自治体の「SDGs」を冠した課名について批判をしてきた。市長にも直接「センスがないから変更したほうがいい」と言い続けている。来年度には変えると決めたようだが、遅い。拙速は巧遅に勝る。一刻も早く、このマヌケで薄汚い名乗りを捨てない限り、全国の笑いものになっているのだぞ。

 神戸市議会の上畠寛弘議員がSNSでこう発信している。

「皆さまはSDGs持続可能な開発目標をどのように考えておられますか?私はこのSDGsについて偽善欺瞞の塊だと思っております。なぜなら誰一人として取り残さないと言いながら、2300万人の人口を抱える台湾を排除しているからです。このSDGsを決めたのは国連です。国連を直訳すれば『連合国』、戦勝国の集まりであります。この戦勝国である国連の安全保障理事会には中国やロシヤという、まさに自由と民主主義を踏みにじっている国々が構成をしております。そのような国連が創ったSDGsについて、私は反対です。真にSDGsというのであれば、まず、台湾の国連加盟が先決です」

 我が意を得たり。35歳の若き市議会議員、これから先が楽しみじゃのう。

 ワシャがよく知っている凸凹市のT議員は、「SDGsの欺瞞」と題した一般質問を2度やろうと考えた。しかし、なにしろ質問時間が答弁も含めて1時間という制約があって、やりたい質問は山ほどあり、年間4回(都合4時間)では、「SDGs」批判の質問をする時間がなかった。それでも、「SDGs」を冠した課名批判については時間を割いて論陣を張ってきた。

 T議員、「『SDGsの欺瞞』という題で一席ぶちたかったですぞ」と言っている。でも、3月議会の最終質問で「ジ・エンド」宣言をしてしまったので、今期でフェイドアウトするようだ。

 T議員、若く見えるけれど(笑)、いい歳なんですね。だから、上畠議員のような確固たるポリシーをもった若い議員の登場に期待したいと言っていた。若くてもバカは困るけどね。ジジイ、ババアのバカもさらに困るが・・・。

 それでも、元海上保安官だった一色正春さんがこうツイートしていた。

《今、全国で選挙が行われています 何だかんだと言っても 立候補する人は偉い(極々一部を除く)と立候補出来ない私はそう思います》

 一色さんの言うことも確かですね。立候補ってホント大変なんですわ。それも政治的野心を持たない人間が出馬するって、余程のモチベーションがないと簡単に踏み切れるものではないんですね。

 と、T議員が言っておりました(笑)。

 いずれにしても、「SDGs」が欺瞞であることは、この欺瞞が国連主導で行われていることで明白となっている。いつまで、この「まやかし」に付き合うのか、自治体のセンスを問われている。