朝日新聞に助けられている

 今朝の朝日新聞「声」の欄。いつもいつもネタをいただきありがとう。やっぱり右肩が一番おもしろい。見出しはこうだ。

《歴史繰り返すな 被害者の思い》

 内容は応募工(反日系は「徴用工」と言っている)問題の日韓政治決着についてである。投稿者は言う。

《自国の残酷な過去を掘り返されるのはつらいことではあるが》

 はぁ?「自国」ってどこの国よ?「残酷な過去」っていつのことよ?

 日清戦争から第二次世界大戦終戦までの歴史をきちんと学べよ。日本が朝鮮半島に対してどれほどの善政を施し、手厚く大切にしてきたか。学校なんてごくわずかしかなかったところに、何百もの小学校、中学校を建設し、ダムを造り灌漑用水を通して農業振興を図り、大規模なインフラ整備も全土で行っている。

 このどこが「残酷な過去」なのか理解できない。日本が朝鮮半島に施したことは「誇り」なのである。同じことを台湾にも実施してきた歴史があり、このことについて台湾の人々がどれほど感謝していることか。

 WBCの試合を見ればよく見えてくる。侍ジャパンのヌートバー選手にデッドボールを投げた韓国人ピッチャーと、チェコエスカラ選手に死球をぶつけた佐々木朗希投手の対応の差を比べれば一目瞭然だ。

 韓国人はヌートバー選手に謝意をまったく示さない。むしろ韓国メディアではデッドボールの後に、ヌートバー選手がピッチャーを睨んだことを責めている。

これらに対して、マウンドで謝意の脱帽をした佐々木投手。さらに山川一塁手がやはり脱帽してエスカラ選手に笑顔で話しかけている。その上に、チェンジでベンチにもどるエスカラ選手を一塁ベンチ前で待っていた佐々木投手は、もう一度、脱帽し頭を下げたのだ。

 それだけではない。

チェコ母国、米メディアが報道…世界が佐々木朗希のお菓子持参“謝罪”を称賛…死球受けたエスカラ「日本人は素晴らしい。ロウキに出会えて良かった」》

https://news.yahoo.co.jp/articles/be5ca7706879b0da0034e646c440cd6b312788b6

 日本人というものはここまでやるのだ。これは佐々木選手に限ったことではなく、日本人の持っている民族性と言ってもいい。これは千年続いてきた侍の矜持でもある。

 WBCでさりげなく出てしまった武士の心意気。これが過去、アジア・太平洋に出征した日本兵、世界で働いていた日本人に流れてないわけがないじゃないか。民族性に着目すれば、「自国の残虐な過去」を持っているのは、支那であり、朝鮮半島なのである。

 そこを端っからはき違えているところが、朝日新聞への投稿者らしい。だから笑える。

 投稿者は続けてこう言う。

《毎度、思い起こし反省を継いでいくことが誠意ある態度であり、相手の求めるところ》

「誠意」という漠然とした考え方が間違っている。ヤクザが「誠意を示せ」と迫るのは、その言葉がいかようにも拡大解釈できるからである。

 そもそも反省する必要もないが、それでも償いはさせられた。朝鮮半島に残してきたインフラを朝鮮人が一から造ろうとすれば、どれほどの巨費が必要だったか。これをすべて贈呈して、さらに後年、莫大な補償費を搔っ攫われたのである。

 そして投稿者は本性を現す。

《時に過激に見える韓国や中国での反日行動も、二度と歴史を繰り返さないでほしいという怒りと願いが根本にあるはずだ。》

 まったくない。

 韓国や中国の民族性を見てほしい。「怒って文句を言う」、「怒って金品を要求する」、「怒って壊す」ことは得意だが、間違っても「願う」だけに終わらせるわけがない。

 もう少し日本のこと、日本と支那のこと、日本と朝鮮半島のことを勉強しようね。