太鼓

 昨日、安城市民会館で「まといの会」

https://www.shun-matoinokai.com/matoinokai

の「まといあわせ vol.4」というイベントがあった。地元の若者が主催する太鼓の会と聞いて、ちょっと甘く見ていた。行きつけの料理屋の女将から「ワシャちゃん、行ってみるかい?」とチケットをもらったので、太鼓をボコボコ叩くだけだろうから、大向こうから声でも掛けて盛り上げてやろうかと出かけたものである。

 そ、それが盛り上げるもなにも、会場は大入り満員、怒涛のような太鼓、太鼓、太鼓の響きに度肝を抜かれましたぞ。打楽器でこれだけのエンタテイメントを創り上げるとは。

 それも全国の太鼓のグループが混成しての大舞台。よくぞここまでコラボが完成しているものだと感動してしまった。笛や胡弓の調べもところどころにあったが、なにしろ圧巻は太鼓の連弾である。現代人に原始の魂が残っているのかどうかは分からないが、少なくとも古いタイプのワルシャワの魂には響きましたぞ。

 最後のアンコールで、手拍子で舞台と会場が一体となった。これが祭りの原点なのだろうと、祭り嫌いのワシャでも思うのであった。

 あ~おもしろかった。