アンフォーレ落語会

 昨日、安城駅前の図書館「アンフォーレ」で無料の落語会があった。通常年では、二つ目の桂鷹治を中心にして、若手落語家や色物がやってくる。それでもただで江戸の芸能が堪能できるのだから、ありがたいこっちゃ。

 ところが、今回はアンフォーレ5周年ということで、大師匠の瀧川鯉昇が登場した。ううむ・・・無料の落語会で鯉昇師匠が楽しめるとは、安城市、がんばっているのう。

 鯉昇、鷹治以外の出演者は、色物の鏡味味千代、前座で立川幸路となっている。ネタは幸路が「子ほめ」、鷹治が「能狂言」、鯉昇が「二番煎じ」だった。残念ながら、まことにつまらない野暮用で、鯉昇師匠が聴けなかったが、仲間に確認したところ大爆笑だったとのことで、鯉昇師匠を呼んでよかった、よかった。

 

 しかし落語も聴けないような野暮用が入るようではワルシャワの人生も甘いと感じた。呉さんや加藤先生が言っていた精神的な「快楽主義」が重要で、くだらないことをやっている時間はないということに自覚的でなければいけない。

 大反省の一日であった。