さらば、週刊朝日

 朝日新聞は嫌いだけど配達してもらっている。情報収集というわけでもないんだけれど、左巻きの考えていることが手に取るように見えるからね(笑)。

週刊朝日」など週刊誌は、継続して購入するということはなく、興味のある記事が載っているときなどに、いつもの書店に立ち寄った際、買い求めるくらいだった。それでも「週刊朝日」に、司馬遼太郎の『街道をゆく』が連載されていたころは、けっこう買っていたなぁ。それがついに休刊になるのか(遠い目)。

週刊朝日が休刊へ、5月30日発売号が最後…「今後はウェブニュースなどに注力」》

https://news.yahoo.co.jp/articles/f366c4225470f8cabc7e5c5003c8782f2f5649db

 活字離れが進む中、新聞も週刊誌も苦戦しているんだね。現実を見れば、電車の中で、ほとんどの人がスマホを眺めているような状況。新聞、雑誌、書籍など活字を読んでいる人も100人の内で1人いればいいほうだ。

 この記事を読んだので、何年かぶりに最新の「週刊朝日」を買ってみた。目次を開いて驚いた。「記事がスカスカでんがな」というのが、第一印象だった。連載・コラム以外の記事は13。書庫に、坂東玉三郎が表紙になっていた2年前の「週刊朝日」があったので、目次を数えてみると18あった。まだあどけなさののこる原田美枝子が表紙を飾る昭和51年7月16日号の目次は21を数える。やっぱり内容もスカスカになっているようだ。

 新聞自体も広告ばかりでペラペラになっているし、活字離れということもあるけれど、内容の劣化も部数減に拍車をかけているようですな。