ネタに困ると・・・

 時間がない時、朝日新聞に頼ってしまうなぁ。朝日新聞ありがとう(笑)。

 今日の「声」欄、北海道の女性の投稿が右肩にきている。題して「平和国家としての誇りを見せよ」。へへへ、朝日新聞の好きそうなタイトルですね。まぁ本人ではなく、編集段階で付けられたものだと思いますがね。

 冒頭はこうだ。

「敗戦から77年、日本が平和国家であり続けたことは、運が良かったのではなく、国民や政治の力であったと信じたい」

 違うって。大かたは運が良かったんだって。そして日米安保があった裏付けとしてあったことが幸いした。岸伸介首相が命がけで締結し、「安保」の何たるかを理解せず、「安保反対」を国家前で絶叫していた左巻きのガキのせいでは全くない。

 オバサンは、間違った認識を前提として、「最近の政府の言動は、私には平和国家としての誇りが感じられない」と言う。

 え?岸首相と比較しても、岸田首相はバリバリのハト派でっせ。ただ、ハトとはいえ現在の世界情勢を客観的に見れば、侵略国家に対して厳しいことを言わざるをえない。

 オバサンはさらに放つ。

「大国の侵略戦争は恐ろしい。防衛のための抑止力の必要性も分かる」

 分かってるじゃん。

でもね、上記の文に「でも」と続け、「日本が国外に発するメッセージに、今まで平和を何とか堅持してきた国としての決意が読み取れない」とほざく。分かってないじゃん。

平和を堅持できたのはたまたま運が良かっただけ。支那の軍事力がアメリカに比較して劣悪だったからでしかなく、近年の軍事費の突出で、極東での軍事力の均衡が破られようとしている。

基本的なことを言おう。「国外に発する平和のメッセージ」では、平和を維持することはできない。

オバサン、後段にこう決めつける。

岸田文雄首相の言動からは「平和のための対話」という観点が全く伝わってきません。》

 おいお~い、「対話」で戦争が止められるなら、ぜひその方法を教えてくれ。「対話」「対話」と言うけれど、古今東西、「対話」で戦争が止まったことはない。「対話」の背後には「軍事力」が必ず必要なのである。「軍事力」がなければ一方的な要求を受け入れるだけということに、どうして左巻きは気がつかないのだろう。

左翼、左巻き、左筋、デュープスたちがこの77年で日本に施してきたことが、どれほど日本を追い込んでしまったか、真剣に反省したほうがいい。