重ね買い

 いやはや、ちょいと隣町のブックオフに行ったんですね。久しぶりだったもので、ついつい買い込んでしまった。20冊は超えたかなぁ。でも220円の本も多かったんで、それほどの出費にはならなかった。

 でもね、家に帰って書棚を確認すると、なんと4冊もかぶっていたのである。

山本七平『存亡の条件』(ダイヤモンド社

 これなんか随分前に読んでいたんだけど、ブックオフの棚に220円で並んでいるとついついカゴに入れたくなってしまう。

西部邁小沢一郎は背広を着たゴロツキである。』(飛鳥新社

 これも、先週に小沢一郎代議士の関係者に会っていたことから、「もしかしたら?」とも思ったんだけど、万一なくて、また買いに来るのは面倒くさいのでカゴに入れた。そしたら万が九九九ありました(泣)。

藤田紘一郎『パラサイト式血液型診断』(新潮選書)

 藤田先生の著書はほぼ持っているのだが、この本は以前に購入して、読まずに棚に入れっぱなしで、記憶からすっ飛んでいたんですね。だから自信を持ってカゴに放り込んだのだが、積読だけではダメだという証ですな。

犯罪被害者支援弁護士フォーラム編『死刑賛成弁護士』(文春新書)

 これなんか、2年前の読書会の課題図書で読んでいたんですよ。それにブックオフで500円の値が付いているにも関わらず、フラフラッと買ってしまった。もうボケが始まっている。  本棚の整理も今一つやれていないし、読書量も一時期に比べて減ってきている。4冊重複買いは天啓かもしれぬ。

「も少し真面目に本を読むのだぞよ」

 ははは~(ひれ伏している)、本の神様、ごめんちゃい。