数量政策学者の高橋洋一先生が、「真相深入り!虎ノ門ニュース」
で、「戦争をしなくなる5つの要素」を話している。これをやっておけば「平和」の確率が高まっていくということ。それを列挙しますね。
1、同盟(集団的自衛権)
強力な集団的自衛権を持てば実は戦争をしなくなる。残念ながら日米安保は日本側からのお願いベースの弱い同盟であり、危機に対してはアメリカの意向が優先される。
2、軍事費
軍事費が大きく、しっかりとした軍備を持っている国には戦争を仕掛けてくるという気持ちがなくなる。
3、お互いの国の民主化
デモクラティック・ピースセオリー。国際関係論の中で一番まっとうな平和理論。お互い民主化すると殆ど戦争しない、片方が民主化していて片方がしていないと少し戦争する、お互いに民主国ではないと物凄く戦争をするということ。
4、国際機関への参加
国際機関の中で国際関係を重視することになれば、戦争は激減する。
5、貿易の促進
貿易額を増加させることにより、相互依存が進んで、戦争という状態に持ち込めなくなる。
この5つを組み合わせることにより、戦争リスクを低減するということを、高橋先生は言われる。
この論は結構説得力があって、だから民主化のできていない核兵器を持った独裁国家支那、北朝鮮、ロシヤに隣接しているにも関わらず、日米安保に反対する左翼、軍事費を伸ばすことに反対する左巻きが、どれほど日本国民を危険にさらしているかが理解できよう。
憲法9条を奉って祈っていても、屁の突っ張りにもならない。そのことを日本人は早く認識したほうがいい。リアルにウクライナ情勢を見ればそれが如何に愚かなことかが理解できるんですけどね。
まぁ、ゼレンスキー大統領の演説の場で、大あくびをする外相がいるような国では難しいかもしれません(トホホ)。