作家の門田隆将さんが言っている。
《世の中には“抑止力”も“敵基地攻撃能力”も必要ないという不思議な人がいる。》
田嶋陽子氏のことですな(笑)。
《理由は緊張を高めるからだそうだ。彼らは“話し合いで”といつも言う。だが崖っ淵のウクライナ情勢で何故か彼らは物言わない。2014年以降の戦いでウクライナでは既に1万3千人超が死亡。“平和を守る”抑止力の必要性がそこにある。》
「話し合えば解り合えるのよ~」
と、常に口走ってきた田嶋う氏に代表されるお花畑和式リベラルの皆さんにはぜひ明快な回答を願いたい。
田嶋う氏と同系統の仙石幹事長が隠蔽しようとした「支那武装漁船の追突攻撃の映像」を白日の下に晒して、海上保安庁を去った一色正春さんも《一触即発のウクライナ情勢 日頃、何でも話し合いで解決する というようなことを おっしゃっている方々が なぜかおとなしい…》と呟いておられる。
それは、黙っていることが、彼らがシンパシーを感じている支那共産党を利することになるからである。ユーラシアの西のウクライナでロシヤが侵略戦争をおっぱじめれば、ユーラシア東の台湾侵略がし易くなるからね。 なにしろ、アメリカは二正面作戦はできない。ユーロは腰が引けている。自民党内左翼に牛耳られる日本政府には、そもそも根性も気概も矜持もなにもない。これはかなりの危機だと思ったほうがいいだろう。 門田さんはさらにこうも言っている。
《ウクライナ人が悔やむのは1994年のブダペスト合意。世界第3位の核保有国だったウクライナは領土保証と引き換えに核兵器を放棄した。米、英と共に覚書にサインしたロシアの“してやったり”が目に浮かぶ。「平和を守る為の抑止力」の大切さを日本のドリーマーにも知って欲しい。》
この現実を日本人は知るべきであろう。運よく日本は四方を海に囲まれている。だから今まで外からの武力侵略は、GHQ以外に受けたことがない。GHQの占領もクソだったが、それでも「自由と民主主義」を知っているヤンキーのほうが、支那やロシヤと比べてどれほどまともなことか。
でね、そのまともじゃない支那とロシヤが明治時代に日本と戦争をした。負けていれば日本の領土割譲だったり、日本国の占領だってあったかもしれない。しかし、明治政府は偉かった。この二つの国に勝ったのである。
だが、それはオーストリッチシンドロームに陥っていた徳川幕府から、富国強兵の明治政府に転換が出来ていたからである。そして幕末から戊申、西南戦争という戦乱期に緊張感を持って生きていた国民が数多く残っていたからに他ならない。
ひるがえって現在はどうか?日本国はウイグルジェノサイドに屁もこけないし、ウクライナ侵略にロシヤという名前すら載せずに済ませようとしている。こんなヘタレ国家が、来たる台湾有事に変身して急に強くなるわけがない。
自衛隊は頑張るだろう。しかし、平成15年から10年連続で減らされ続けた防衛費では、防衛軍としての機能を隊員の犠牲的な努力で維持するのが精いっぱいで、軍事費を倍々ゲームで上昇させている支那に「日清戦争」の勝利は夢のまた夢と言っていい。
なんで一般国民はそのことが理解できないのだろう。ワシャは高校時代にちょいとワルかったので、ワルシャワと呼ばれていたんだけど、高校同士のもめ事と国際紛争ってそれほど質が変わらないと感じている。所詮、習近平にしたってプーチンにしたって、不良高校の番長だったヤツと大差ない。金が欲しいから、自分の地位を維持したいから暴力を使うってだけのこと。
国際紛争のすべてが「ビー・バップ・ハイスクール」
https://www.netflix.com/jp/title/81019444
や「今日から俺は!!」
https://www.ntv.co.jp/kyoukaraoreha/
で、説明ができちまうんですわ。
ある意味で不良高校の番長は、その後に更生の人生があるけれど、シュープーには、その後がないからねぇ。だからかえって阿漕になっちまうんですよ。
岸田首相は、真面目なだけが取り柄の気の小さい根性のない生徒会長の役回りでしょうかねぇ(笑)。口撃もできずに、役員の方を向いて「いかんいかんいかん」って言っているだけ。 他校の生徒の暴力から自分の学校の生徒を守るには、強い兵隊(って当時はホントに言ってました)が必要なのである。それは昭和40年代の高校も、現在の国際情勢もなんら変わりはない。