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 夕べのBSフジ「プライムニュース」がおもしろかった。コメンテーターに元厚生労働省医系技官で医師の木村盛世さんが出演されていた。彼女の発言は科学的であり説得力がある。対抗するのは立憲共産党長妻昭代議士と本物の共産党(笑)の宮本徹比例区代議士だ。こっちの2人の発言は観念論が多くてどうしようもなかった。

 とくに笑えたのは、宮本議員である。ずっとごついマスクを着けたままだった。「プライムニュース」のスタジオは、ソーシャルディスタンスは取ってあるし、出演者ごとにアクリル板で遮蔽している。換気や消毒も充分になっているだろう。なんといってもテレビ局の報道番組、バラエティー番組から感染者が出たという話はない。しかし、この共産党員は頑迷にマスクを着けたまま押し通した。いいよ、マスクを着けるのも自由だからね。でもさ、どうしようもなくマヌケに見えるということには自覚的でありたい。お仲間の立憲共産党の人だってマスクはしていないんだ。さらに医師の木村さんもマスクはしていない。まぁ本物の共産党員だから思い込んだら、その他の行動はできないんだろうね。

 あ、そうか、この人衆議院の東京比例区当選だから、党員の組織票で当選確実だった。それなら顔を売る必要もないか。わりと打算的ではないか(笑)。

 なにしろ本人は危機管理をアピールしているつもりなんだろうが、映画館でロードショウを鑑賞するのに、日焼け止めを塗って帽子にサングラスをかけているようなもので、たんなるマヌケということでした。