共倒

 首相指名選挙が判りやすい。立憲、共産、社民の三党が共闘して立憲の枝野幸男代表に投票したんだとさ。まだ共闘しているってことがよ~く見えた。この際だから統一会派を組めばいい。

 日本維新の会片山虎之助共同代表に票を投じたし、国民民主は玉木雄一郎代表を選んだ。これが政党としては正しい姿だろう。立憲の大敗北を誘引した共闘に対して、共産党がいまだにラブコールを送っているところなんざ、醜女の深情けを見るようで悲しみすら覚える。そこまで思われているんだから、くどいようだが立憲共産党をつくるべきだろう。

 その方が有権者には国政がよく見えてくるはず。保守系と伝統文化破壊系、愛国と売国、親米民主主義と親中専制主義・・・でも、岸田総裁に票を投じた中にも、売国媚中勢力がかなり侵蝕しているからなぁ(泣)。

 立憲民主、愛知12区、13区なんかはわりとモノのいい代議士を出している。しかし、党が共産党とここまでねんごろになってしまうと、ちょっと状況が厳しいのではないか。この際だから、国民民主に移るなりしたほうが彼らのためにもなるし、トヨタ労連系も推しやすくなるのではないか。

 

 共倒と言えば自民・公明の連立も腐臭がただよう。とにかく公明党は金をばら撒きたくて仕方がない宗教集団なのだ。これに自民党が引きずられている。そもそも議員の数から言ったら小さな派閥程度のことではないか。しかし、この小集団が政権をずるずると底なし沼に引っ張っていく。大丈夫か、自民党

 

 さらに東京都議選で共に闘った小池知事と愛弟子の木下富美子都議。木下都議は交通事故、無免許を隠しての当選だからほぼ犯罪といってもいい。知事は、不作為とはいえ都民に多大な負担と迷惑をかけている。この際だから手に手をとって共倒れしてくれるとありがたい。

 

 こいつぁ共倒れとは関係ねーんだけれど、今朝の朝日新聞に《落語界の巨匠 今も輝く》という記事が文化面にありましてね、これが古今亭志ん朝立川談志の話なんですよ。志ん朝が2001年10月1日に、談志が2011年11月21日に身罷っている。このことをネタにしたんなら、2021年10月7日に亡くなられた柳家小三治のことも書きなさいよ。まさにこの3人が昭和から平成にかけての落語界を牽引してきたのだから。

 小三治師匠の訃報が流れた時に、一斉に各社が1面コラムで取り上げたのだが、朝日新聞だけは無言を貫いた。その日に落語ネタを持ってきているのも関わらずだ。

 そして今日の文化面でも小三治のことだけはきれいに落として語っている。朝日新聞小三治師匠になにか恨みでもあるのかなぁ。

 それにしても神様はぴったり10年で名人を彼岸寄席に引っ張っていく。そんなにそっちで客寄せをしなくたっていいのにねぇ。