政治談議

《“セクハラ疑惑”細田議長に対し国会で説明するよう申し入れ 野党3党》

https://news.yahoo.co.jp/articles/399585e2b2a7989e17282e9d96e8e06f12279cf2

 このニュースの見出しを見て、「この大変な時期にこういった暇なことをやるのはあの3党だな」とあたりを付けたらどんぴしゃりだった。立憲民主党は、ちむどんどん社民・共産と近づいているんだね。党の議員の中にはモノがいい(と思っていた)のもいるんだから、さっさと社民・共産と共調する幹部なんか見限ってさ、離党したほうがいいって。

 こんなくだらないニュースを目にして、以前に聴いた立川談志の落語を思い出した。ちょうど手元にね、立川談志のDVDがあったんで確認をしてみると、師匠、こんなマクラを噺していた。

「日本ってのは、自民党という共産主義者が一番合っているんですよ、これが」と前置きをしつつ、こう続ける。

「多数に胡坐の自民党、なんでも反対社会党、みんなロボット公明党、力の足りない民社党、日本にゃ向かない共産党、あるのかないのか社民連

 観客は大爆笑だった。これは平成5年(1993)7月の映像だから宮澤内閣の末期の頃だ。8月には自民党一党優位の政治(55体制)を崩壊させて細川内閣が誕生するから、その直前の落語でこう言っていた。

 この落語だか政治時評だかわからない噺の中で「細川がね、金がない金がないって言っていやあがってね、金がねえわけねえだろ。蔵ぁ開けて、ガラシャのフンドシかなんかを売っぱらやあ・・・」と言って照れ臭そうに笑う。

 談志は名人ですね。すでに30年近い時間が経過しても、落語がまったく色褪せていない。だって、そのまんまじゃないですか。

「多数に胡坐の自民党、なんでも反対立民党、みんなロボット公明党、力の足りない国民民主、日本にゃ向かない共産党、あるのかないのか社民党」  なんでも反対する立憲民主党と日本に向いていない共産党が組んで、何を言っているのか判らない福島瑞穂が乗っかって、「セクハラ~セクハラ~」って、もう少しまともな議論をしろってばよ。

 昨日、某駅前に自民党の代議士、地方議員が多数集って街頭活動をしていた。なにしろボリュームが大きいだけの下手な演説が次から次へと繰り出されるんで、通っていく人たちの辟易とした表情が笑える。通行の妨害以外の何ものでもなかった。地方でも多数に胡坐をかいているだけではダメだ。