共産党の黄昏

大笑いだ。2月7日に触れたこのニュース。

《共産が党首公選制主張の党員を除名へ 規約違反の「分派」と判断》

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6452953

 このことについて、朝日新聞などが「社説」で批判した。これについて日本共産党が猛反発をし始めた。URLを載せましたが、時間の無駄なので「社説」まで飛ばしてくだされ。

《志位氏が朝日社説に猛反論も…「産経」と言い間違え》

https://www.iza.ne.jp/article/20230209-IK42BDIY6RL33BHA3K2WULCAFE/?dicbo=v2-rjb8dqy

 朝日新聞は「赤旗」より左と言われているのに、共産党から批判されるとは・・・ちょっと見直したぞ。

 共産党を怒らせた「社説」がこれだ。

共産党員の除名 国民遠ざける異論封じ》

https://www.asahi.com/articles/DA3S15550073.html?

iref=pc_rensai_long_16_article

 おおお、ケチな朝日新聞が「社説」は読ませてくれるんだ(笑)。言っている内容は至極まともで、朝日新聞の「社説」らしくない。少し要旨を摘まんでみよう。

 

 党勢回復に向け、党首公選を訴えた党員の松竹伸幸氏(ジャーナリスト)を、その言説が「党への攻撃」に当たるとして処分中もっとも重い「除名」とされてしまった。共産党員として首を刎ねられたわけね。

 松竹氏は共産党愛でこう言っただけだった。

《開かれた党首選を行うことで、「異論を許さない怖い政党」という国民の見方が変わり、共産党を含む野党共闘への不安感も和らぐのではないか》

 22年も共産党のトップに君臨している志位委員長に「志位委員長でもいいけど公選したほうがいいんじゃね?」と進言しただけで、即刻、言論封殺を受けて打ち首になってしまった。なんと「異論を許さない怖い政党」だろうか(怖)。

 朝日新聞産経新聞と言い間違える程の首領様の怒りに、共産党女性ナンバー1の田村某も首領様のご意向に沿うような反撃を毎日新聞にしている。

《除名党員に「怒り」 共産・田村政策委員長 毎日新聞社説にも不快感》

https://news.yahoo.co.jp/articles/270e86916a95678cf0464d72006495e395da4586

 さすがに毎日新聞まではとっていないので紙面では確認できないけれど、こちらもネットにあった。

《共産の党員除名 時代にそぐわぬ異論封じ》

https://mainichi.jp/articles/20230210/ddm/005/070/076000c

 いやはや、同類だと思われていた左巻き朝日やパヨク毎日から「国民遠ざける、時代にそぐわぬ異論封じ」と言われてしまっては日本共産党も形無しですな(嗤)。その体質が、なんら支那共産党北朝鮮労働党と変わらず、旧態依然とした共産党王朝でしかなかったことを、自ら白日の下に暴露してしまった。ここまで己が見えなくなるとは・・・ある意味で哀れである。

 もう「共産主義」などという前世期の遺物などかなぐり捨てて新たな道を歩んだほうがいいが、手遅れだけど。