今日も今日とて、世間様は連休の最終日だというのに、ワシャはいつもどおり朝から事務所でキーボードを叩いていた。１２月の会議の準備が、なかなか目途が立たない。因果応報善因善果。
午前１１時、市の南にある公園の話で、担当課長と電話で話していた。どうしても現場を確認する必要があって、その公園まで行くことになった。往復１０キロくらいである。天気も良かったので、事務所から自転車で行った。というか、ワシャは移動手段として流星号という自転車しか持っていない。片道５キロ、流星号で飛ぶように走って行ったのだった。
確認を終えたのが、１２時３０分くらい。さて、事務所に戻ろうと流星号のペダルを踏むのだが、流星号が前に進まない。なぜだ？
ワシャの町は南に緩やかに傾斜していて、車で走っていると気が付かないくらいの坂になっている。これが自転車にはきつい。それに加えて北からの強風がワシャの体を押し戻す。
来るときはすいすいだった。そりゃそうだ。下り坂に追い風だ。流星号は前に進まない。クッソー！重いコンダラを引く星飛雄馬の根性で、ペダルを踏みましたぞ。そして 必死の思いで事務所までたどり着いたのであった。
ゼイゼイいいながら、食事を済まし、それからまた、週末のイベントの必要機材を引っ張り出しに、自宅から５００ｍくらい離れたところにある倉庫にもぐり込んだ。もう何年も詰め込みっぱなしなので、どこに何が埋まっているかわからない。誇りまみれになって、ようやく探し物を見つけた時には、陽が暮れていたのだった。ゲホゲホゲホ！
そしたらね、こんな懐かしいものも掘り出したのだった。
大相撲消しゴムなのだった。もう４０年くらい前のものになります。最前列向かって右から輪島、若乃花、増位山、富士桜、そして左端が今年定年退職となる朝潮となっています。
