相撲は千秋楽、ワシャは場所前

 今日も今日とて、世間様は連休の中日というのに、ワシャは朝から事務所でキーボードを叩いていた。12月の会議の準備なのだが、因果な商売を選んだものだわい。

 午後1時過ぎに事務所を出て、それから岡崎、豊田、知立と走り回り、帰宅した時には、大相撲の決勝戦が始まるところだった。決勝戦があるということは、本割で照ノ富士貴景勝を破ったな。そう思ってテレビ桟敷に腰を下ろして決勝の一番を堪能した。見事に貴景勝大関の意地を見せ、照ノ富士を押し出しで退け、優勝賜杯を手にしたのだった。

 いやいや、貴景勝ばかりでなく、照ノ富士、志摩ノ海、北勝富士などがいい相撲を見せてくれた11月場所だった。朝乃山、正代という両大関を欠いての場所だったが、久しぶりに見ごたえのある大相撲であった。

 

 あとで確認したのだが、宇良は今日の一番を負けてしまって9勝6敗で終わった。それでも十両の中ほどには上がってくるだろうから、来場所はテレビで見られるかもしれない。なにしろ、十両のケツッペタてのは、地上波のテレビになかなか映らないから見られないことが多い。宇良が昇進してくるのが楽しみにしている。

 

 それにしてもゆっくりと相撲も見られないなんて、仕事もほどほどにしておかないといけないと、つくづく考えたのであった。