なんの記念日?

 まぁさしたる記念日でもないんだけれど、9月21日は「大相撲の四本柱が廃止され吊り屋根の土俵になった日」なのだ。ワシャなんか、ずーっと大相撲を観てきているが、もちろんはなから四本柱などなかった。でも、68年前の国技館には柱が立っていたんですね。観たことないでしょ。

 確かに、相撲はかなり危険な競技であり、最近でも突き出された遠藤が花道の奥まで勢いよく走っていった。そのくらいだから力士が土俵から出ていく時の勢いというのは尋常ではない。そこに柱が立っていたら、この衝撃たるや、大事故になりますわなぁ。

 観る方からも、柱がないほうが土俵全体が見渡すことができ、視界まことに良好になった。

 伝統文化とはいえ、こういった変化は必要である。ワシャは伝統文化を重んじるものであるが、「1ミリも動かしてはならない」という原理主義者ではない。伝統文化を次の世代に伝承していくために必要な改革であればして着々とやっていくばかりである。ただ、それが行きすぎてはいけない。例えば、四色房まで取ってしまえとか、屋根を外せとか、女性を土俵に上げろという話とかね。

 さて、大相撲の秋場所である。

 昨日の日中に所用があって、東尾張豊明市まで行っていた。午後4時から、東京や東尾張の仲間との「Zoom」の会議があるので、それまでには帰宅しなければならない。実は土曜日にもその会議あったんだけど、ワシャは帰宅できずに自家用車の中から会議に参加しておりましたぞ。えらい時代になったものですな。昨日はなんとか家に帰りついていたので、書庫のパソコン前に座って会議を待っていた。手元にラジオが置いてあって、そのスイッチを入れて、微かに音声が伝わってくるようにしてある。ワシャの書庫からは、居間のテレビがちょうど見える。だから重要な取り組みはおおかた観ることができるのであった。

 会議リーダーのチェリオくんに叱られるかもしれないけれど、ちょくちょく席を外したのは、そういった理由なんですよ(笑)。

 おっと、またまた話がずれている。秋場所のことたった。

 両横綱が休場したことはなんの問題もない。大相撲にはややモンゴル力士が多すぎると思っているからである。いやいやモンゴル人を差別しているわけではないのじゃ。要するに、モンゴルもひとつの地域と考えていただきたい。

 横綱2人、先場所の優勝力士を含め幕内に5人が犇めいている。幕内には42人の力士がいるが、それぞれ出身地が紹介されて、地元の応援も華やかだ。まんべんなく各都道府県から御当所力士が出られるわけではないが、モンゴルを一地方と考えれば、そこだけで7人もいると、なんだかバランスが悪いと思うのはワシャだけだろうか。

 日本で見るとですね、多いのが東京、石川、兵庫で3人ずつ幕内力士が出ている。地元の力士を抱えているのが21都道県のみである。残念ながら愛知県出身の幕内力士はいない。

 で、モンゴルは7人である。そもそもみんな強いのだから幕内に上るのは当然だろう。しかし、彼らモンゴル勢ばかりが幕内を占拠すれば、彼らに準ずる愛知出身の力士の幕内土俵入りを見ることはできない。

 力の世界だから仕方がない・・・と言われるかもしれないが、そうではないんだ。仮の話であるが、初代若乃花と現役の白鵬がどっちが強いと言えば、間違いなく白鵬だろう。北の湖だって何番勝てるか判ったものではない。しかし、その時代時代で相撲ファンは楽しんできたのである。

 今場所だって白鵬鶴竜がいなくても、両横が揃っている時よりも楽しい。土俵上でいつも品のない横綱の態度を見るのが不愉快だから。

 かつて横綱は土俵上の神だった。それが今は闘争心まるだしのモンゴル人でしかない。もう一度、神を見たいと思っているのはワシャだけではないと思う。

 さらに話が外れているが、秋場所のことだった。

 貴景勝に土が着き2敗で9人が並んだ。3敗で6人が追っている。中日でこの争いはいささか不甲斐ない。少なくとも大関、関脇くらすは全勝で折り返してもらいたい。愛知県に幕内がいないので、隣の南信州の御嶽海を応援しているのだが、3勝4敗と負け越している。関脇、頑張ってくれ~。

 ちなみに2敗3敗の15人の中にもモンゴルが3人いる。やっぱ強え~なぁ。

 

 それはそれとして、ワシャは内モンゴル自治区での支那共産党が進めているモンゴル語の廃止、民族浄化を心より嫌悪するものである。国際政治のなかでも強いモンゴルを見せてほしい。