菅内閣発足

 安定感のある内閣の布陣となった。素人のワシャが見ても「仕事師内閣」だなぁと思う。法務大臣支那人経営者にワーキャー言っているくせに答弁はシドロモドロのオバサンに替わり、オウム真理教の犯罪者どもを死刑室に送り込んだ鉄の女、上川陽子氏が戻ってきた。国家公安委員長小此木八郎氏も適任である。法務から警察までをきっちりと押さえられる人事ですね。

 それに従来からの大臣の順番待ち陣笠を排除したところも痛快である。初入閣で平沢勝栄氏が名を連ねているが、この人は他の陣笠とは違って苦労人だからね、この辺りで日の当たる場所に出てもよかろう。最後の花道といったところか。

 河野太郎氏は防衛大臣から行革担当大臣に横滑りである。外相なども務めた経験者を格下の行革担当とは、やや左遷臭がしなくもないが、そこは菅さんが直々に連絡をして、「目玉のところだから頑張ってくれ」と激励したそうだ。この一言で河野さんは納得をしている。そういうことなのだ。トップがこの気遣いを見せられるかどうか、この一点で左遷人事も栄転に早変わりする。

 ワシャにもかつて仕えたトップがいてね、その男がまぁ気の回らない男だった。その時に、その下のナンバー2と仲が悪かったので、重いきり左遷されたことがあった。

 かなりきつい左遷だったが、それでも、菅さんのような上司なら「大きな事業がひかえている。格は下がるが、きみでなければ回せない。そう思ってあえてこの人事とした」とか言って、肩をポンポンと叩けば、それで部下なんていうものは喜んで最前線に飛び出していくんだ。

 こういう芸当のできないトップだったからワシャの士気も上がらないし、組織のそれも上がるわけがない。近接するライバル会社たちは新社屋を次々に建てて意気軒高なのに、凸凹商事は、築50年を超えるボロ社屋で、仕切りは段ボールといった有り様だ。ここは新宿の地下通路か!いやいや今ではホームレスの段ボールハウスも撤去され綺麗になっておりますね。

 いけないいけない、つい話が逸れて、愚痴が出てしまった。

 

 おそらくこの一点からでも、菅総理大臣はよき日本のリーダーになっていくと思います。