今朝の新聞から(ただし産経、読売、日経のみ)

 8月10日付けで各紙に意見広告が掲載されている。公益財団法人の「国家基本問題研究所」の「岸田首相よ 安倍晋三の遺志を継げ」と題されたものである。これね。

https://jinf.jp/news/archives/38750

 のっけにこんな懸念を示している。

安倍晋三元首相が亡くなったあとの日本にはぽっかり大きな穴があいています。岸田文雄首相に安倍さんの遺志を継いで前進するとの気概が感じられないからです。》

 まさにそのとおりで、ワシャが「フニャチン総理」と言っているのも政治家としての気概が感じられないからに他ならない。

 今回の改造内閣にしてもリン外相はそのままだし、9人も初入閣させて、陣笠に気を使っている。防衛相は親中福田でなくてよかったけれども、河野太郎がデジタル大臣にやってきた。国土交通大臣公明党の指定席で、このことでどれほどの創価学会員が潤っていることか。

 辛うじて高市さんが経済安全保障大臣にいることで、救われる思いだけれど、なにせ頭がフニャチンだからなぁ。

 櫻井よしこ理事長の声が、岸田首相に届けばいいが・・・。

 

 それにしても新聞各紙は2つに分かれた。この意見広告を載せたのは、産経新聞、読売新聞、日本経済新聞で、朝日、毎日には載っていなかった。後者にとっては櫻井さんは不倶戴天の敵ってことだろう。

 意見広告に名を連ねているのが、加地伸行先生、井上和彦氏、織田邦夫元空将、島田洋一教授、西岡力氏、花田紀凱編集長、山田吉彦教授などなど。

 安倍なき日本は間違いなく迷走する。それほど7月8日の事件は世界史的にも大きな悲劇だった。そのことに思いを馳せられない人はある意味幸せである。日本という国家が坂道を転がり落ちてゆくようなことに気がついていない。落ち切ったところで「あ、落ちたのね」と自覚するのが関の山だろう。

 もう国際平和など夢のまた夢。核保有国でならず者国家である支那、ロシヤ、北朝鮮に最前線で向き合っているという現実を見ない「オーストリッチシンドローム」な人々。

 あるいは、支那のハニートラップに掛かってしまった政治家を要職につけているようでは、どうしようもない。岸田首相はハニトラに引っ掛かっていないようだから、そのへんは安心だけど、お願いだから足元からハニトラ親中は排除してね。