目立つということで、恥を知らないバカが有名人になってていくところがおかしい。この「おかしい」というのは、「笑える」ということと、「狂っている」ということを掛けている。
東京新聞の望月衣塑子記者である。彼女の得意なのは、「恥も外聞もなく人前で発言ができる」という一点だけである。しかし、芸能界とマスコミは、それで有名になってしまえば勝ちなのである。
「AERA」で、有名になった望月記者が滔々と菅義偉氏のことを騙っている。内容はほぼないので、読むまでもないが。
《「菅政権になったら今より隠蔽国家になる」 宿敵・望月衣塑子記者が語る菅義偉氏の“別の顔”》
https://news.yahoo.co.jp/articles/590995a17d5fab4ad39e6427a3d02229525d8492
望月記者のインタビューの部分は原稿用紙8枚分。大した量ではない。その中でいろいろ喋ってはいるんだけど、「・・・と思います」が11回、「・・・かもしれません」系が7回、伝聞系が5回、「・・・疑問です」も1回あったなぁ。
つまり、彼女の発言は、自分で思ったり、聞いた話をしたり、疑問を感じているだけなのだ。「菅政権になったら今より隠蔽国家になる」というのも、彼女が思ったり、疑問を感じているだけで、あとは政権批判をする人の話を引用しているだけのことで、なんの信憑性もオリジナリティーもないのである。原稿用紙8枚で、ジャーナリストとして自分の足で稼いできた情報は皆無だ。
以下は、菅官房長官の総裁選出馬会見の時の望月記者の質問である。
https://www.youtube.com/watch?v=VVNeq89cc3E
内容を起こしてみた。つまらない質問なので☐☐☐から△△△まですっとばしていただいてもいい。
☐☐☐
東京新聞の望月と申します。
えーと、まあ、今日長官の会見の状況を見て、これまでとかなり違っていろんな記者さんを指されているなぁと感じました。(笑)私自身、3年間、長官会見を見続けている中で、非常にやはり心残りなのが、やはり都合の悪い、不都合な真実に関しての追及が続くと、その記者に対する質問妨害や、制限というのが長期間にわたって続きました。これからですね総裁になった時に、各若手の番記さんがまぁ朝も夕方も頑張ると思います。その都度、今日の会見のようにきちんとその番記者の厳しい追及を含めてそれに応じるつもりはあるのか?
また、首相会見、安倍さんの会見ですね。え~台本どおりではないかと、劇団みたいなお芝居じゃないかと(ここで菅長官、司会者を見る。すでに1分20秒を望月記者の独壇場である)、という批判もたくさん出ておりました。今後、首相会見でもですね、単にまぁ官僚が作ったかもしれないような、(すいませんが、時間の関係で簡潔にお願いします)はい、すいません。答弁書を読み上げるだけでなく、長官自身の言葉、生の言葉で事前の質問取りを、ないものも含めてしっかりと会見時間をとって答えていただけるのか、その点をお願いします。
△△△
ざっと、1分半の長い質問である。要するに最後のフレーズの「答弁書を読み上げるだけでなく、長官自身の言葉、生の言葉で事前の質問取りを、ないものも含めてしっかりと会見時間をとって答えていただけるのか、その点をお願いします」だけで済む。
さらに短縮すれば「首相になった際の記者会見は時間を確保して、自身の言葉で、丁寧に答えていただけるのか?」だけでいい。41文字で終わる話を、430文字も費やして質問している。まったくの時間の無駄だ。
このダラダラ質問に対して菅さんがみごとな切り返しを見せた。
「限られた時間の中でルールに基づいて記者会見というのは行っております。ですから、はやく結論を質問すれば、それだけ時間が浮くわけであります」
会場の記者たちはどっと笑った。ワシャもモニターのこっちで大笑いだった。要は、望月記者、笑いものにされたわけで、こんなに恥ずかしいことはないのだが、厚顔無恥な彼女はびくともせずに、相変わらずの頓珍漢な質問を繰り広げるのであった。
ある意味ですごい(笑)。