机の上に今朝の朝日新聞を寛げておいたら、最近我家にやってきたピンクニャンコ先生が鉛筆を持ってやってきた。「なにをするのか?」と眺めていたら、なんと「天声人語書き写しノート」の広告を見て、書き写しを始めようとするではあ~りませんか。いくら一面広告をはっているからといって、それが正しい情報であるとは限らない。だいたいノート1冊で350円もぼったくろうというんでっせ。早まるな!
ニャンコ先生の陰になっているが、こんなコピーが左上に書いてある。
《ニュースを「生き抜く力」に まなぶ@朝日新聞》
《「天声人語」を書き写すと、社会を考えるきっかけになります。新しい言葉に出会えて知識が深まり、自然に集中力も高まります。》
朝日新聞のニュースなど信用していたら酷い目にあう。ワシャはKY事件(朝日新聞珊瑚記事捏造事件)以来、朝日新聞の記事は疑ってかかることにしている。だからかれこれ30年、疑念を抱きつつ朝刊に対峙してきたんだなぁ。これがワシャの天邪鬼な性格を鍛えてきたのかもしれない。
そもそもワシャが朝日新聞の中で信用しているのは、大相撲の星取表くらいのものである。そこなら書き写してもいいけれど、その他のところは止したほうがいい。文章は下手になるし、左巻きに洗脳され、反日脳になっちまう。あるいは親中脳に染められるのがオチだ。考え方を狭くして、まともなことが考えられなくなってしまう。新しい言葉に出会いたかったら、辞書を引けばいい。集中力を高めたかったら坐禅をくめ。
間違っても「天声人語」など書き写してはいけない。
そう説得したら、ニャンコ先生は「その代わりに七辻屋の饅頭をおごれよ」と捨て台詞を残して去って行ったのだった。