東京五輪を応援します!

天声人語」は判りやすいなぁ(笑)。

 書いている内容は、低レベルなんだけど、その方向性が極めて単純で尻まるだしで歩いているようなものだのう(笑笑)。

 起こしはアメリカ映画である。

《米国の戦争映画「ザ・ロンゲストデー」は直訳なら「最も長い日」。それを「史上最大の作戦」としたのは、強い題名が人を引きつけると考えたからだろう。》

 この70文字程度の「起」部分だけでも突っ込みどころがいっぱいある。まず、映画評論家の双葉十三郎さんが「上出来の映画」と評価している作品である。せめて「米国の名作映画」と冠しても罰は当たるまい。「戦争映画」とのっけに出すことになんらかの作為を感じるしね。

 そして「史上最大の作戦」という映画タイトルは映画史上でも、名訳として輝いている。書くならこうでしょ。

《ノルマンディー上陸作戦を扱った米国映画「史上最大の作戦」の原題は「ザ・ロンゲストデー」だった。直訳では何の映画なのかがよくわからない。だが改題したことで、主題が明確になり印象も強くなった。》

 映画への敬意と、邦題を考えたコピーライターへの賞賛も含めて、このくらいは書きなさいよ。

天声人語」のほうを続ける。

《古い映画のような表現があふれたコロナ禍の1年余である。》

おいお~い、「史上最大の作戦」という名訳、素晴らしい言い換えを、「古い映画のような表現」って言うなよ。それに「史上最大の作戦」という映画は、ちっとも古びてはいない。駄文書き程度が軽んじてんじゃねえぞ。

 軽薄コピー好きの都知事あたりが口にした「感染爆発の重大局面」とか「我慢の3連休」などの大袈裟言葉と「史上最大の作戦」という名邦題を一緒にするな!

 さあて、ここまでは前振りに過ぎない。朝日売国新聞の本領発揮はここからですぞ(怒)。

「承」で、ワクチン接種の遅れを指摘して、当時首相だった安倍首相が《東京五輪の延期を2年ではなく1年と決めた時に「ワクチンの開発はできる。日本の技術は落ちていない。大丈夫」と語った》んだとさ。そしてそのことの「不明を恥じよ」と天声人語は言っている。

 おいこら、あの時点で「ワクチン開発はできる」と言わなければ、逆に朝日新聞は叩きまくっていた。それにできなかった大きな要因として、朝日新聞なんかが擁護する「日本学術会議」が「軍事に関わる研究はしないさせない」とやってきたことで、ワクチンという生物兵器に直結する研究が疎かになったからとちゃうんかい?

 そして売国コラムの結論がこうだ。

《宣言期間が短めになったのも五輪が関係しているとしか思えない。腹に一物あるような対策や要請では従う方もしらけてしまう。五輪という軛(くびき)がある限り、政治の言葉から信用は失われたままである。》

 

 ここは強調して言っておく。もう愛知県では聖火が走っている。ワシャの町も聖火は通過していった。さらにゴルフの松山さんや、水泳の池江さんの頑張りが伝わってきているこの時期になって、オリンピックの中止を言い出すヤツや中止をほのめかすメディアは、支那共産党からの工作が入っていると見たほうがいい。

 ジェノサイドで北京冬期五輪が危うくなってきた。だったらまず東京五輪が中止になれば、その影響は薄まるし、まず恥をかくのは日本である。だから、「東京五輪を中止に追い込む」、これが北京から発せられた指令なのだ。朝日新聞は、それを忠実に守っている。だってさ、東京五輪のことを「天声人語」の中で「軛(くびき)」って言い放ったんですぜ。

広辞苑」には《自由を束縛するもの。「圧政の軛」》とある。つまり「天声人語」は東京五輪を、日本人の自由を束縛するものと解釈している。すげえな。

 今後、東京オリンピック中止を声高に叫んでくるヤツらが、ほぼ支那共産党のスパイと言ってもいい・・・と門田隆将さん、一色正春さんあたりが言っていた。ワシャもそう思う。

もうそろそろ朝日新聞は止め時かなぁ。でも、支那の方向性を確認するにはうってつけの北京寄りの紙面構成だからなぁ。