アイヌ利権というおぞましきもの

 タイトルに挙げたけれど、これについてしっかりとした知見を持っているわけではない。ただ、いろいろな情報を聞いていると「胡散臭さ」のようなものを感じる。ちょっとこれについてはアンテナを立てておこうっと。

 

 2日前に朝日新聞の「折々のことば」について書いた。

《「人口が減っても、地域は簡単になくならない。だが、小ネタが尽きると、あっというまに地域は衰退する」(中略)地域には突発的・段階的・慢性的など複層の危機が併存する。必要なのは一発勝負の大改革でなく、日々の生活に潜む、無理のない、でもちょっと楽しい、そんな手がかりの集積だと。》

 これはアイヌ文化についても言えることだと思う。法律をつくったり、国立施設を造ったりするのは「一発勝負」である。だからいろいろな思惑をもった連中がハイエナのように集まってくる。アイヌ踊りが朝鮮踊りだったり、打楽器がアフリカのものだったりと、そんな捏造の文化継承では百害あって一利なしである。

 アイヌ文化を守るのも、日々の生活に潜む、無理のない、でもちょっと楽しい、そんな手がかり、小ネタの積み重ねではないだろうか。

 

今朝の「天声人語」を読んで、その胡散臭さに目が覚めてしまった。

この問題についてはもう少し深掘りをしてみよう。