名前はきちんと呼びましょう

 小学校の壁に貼ってありそうなタイトルである。しかし、そんなやさしい論を展開するわけではない。

武漢肺炎」のことである。支那中国の保健機関のWHOでは「新型コロナウイルス感染症」、それを略して「COVID-19」、あるいは「新型コロナウイルス関連肺炎」とも言うことを推奨している。

 これは間違っている。また次のウイルスが発生すればそれが「新型」となる。そして「コロナ」は、そもそも太陽の光の冠のこと。日食の写真とか映像を見たことがありませんか?月に隠れて黒くなった太陽の周辺に白く見える発行体が「コロナ」であり、たまたま球体の周辺に触手のようなものが出ているウイルスの形状が似ているから「コロナ」と名付けただけのことである。本家の「コロナ」にしてみればえらい迷惑な話だ。

 太陽の光の冠、太陽光球の光の散乱、なんだか神々しいですよね。太陽神を崇める民族にとっては神の光彩であり、後背でもあるわけで、この天照大神を信仰する日本人にとっては大切な名前ではないだろうか。

 また、太陽を研究することは宇宙を研究することであり、その研修の最前線に「コロナ観測所」がある。老朽化で2010年に閉鎖になったが、「乗鞍コロナ観測所」が摩利支天岳の頂上に設置されていたものである。ワシャは「コロナ」と言えば、まず天体観測とつながっていく。

 そしてなんといっても「コロナ」は昭和の名車の名前なのである。ワシャも一時期に白いコロナに乗っていた。トヨペットコロナ、コロナ2000GT、コロナマーク2など、懐かしい響きを感じていたいものである。

 昨日のどこかのニュースでやっていたのだが、南米の少年の名前が「コロナ」だった。そりゃ太陽の光彩なのだから、格好いいことこの上ない名前ですわな。日本人だっておそらく「呼呂奈」と名付けられた子供もいるのではないかいな。

 その南米のコロナ君、コロナという名前が祟ってイジメにあっていると泣いていた。WHOは全世界のコロナ君、コロナさん、コロナ氏に謝れ!

 さらに言えば、エンタテイメント施設の「コロナワールド」でもえらい迷惑だろうし、元の意味が明るく響きもいいから「コロナ」を店名にしているところも多くあるだろう。しかし、邪悪なウイルスは「コロナ」と呼ばれているのだ。

日本脳炎」だって「スペイン風邪」だって地名が付けられている。だからといって、そのことを理由に日本やスペインに観光に行かなかったか?そんなことはなかったでしょ。だから「武漢肺炎」「武漢ウイルス」でいいのである。将来、この災禍が歴史になる時に、どこから発生してどういった経緯で対応していったか、判りやすいでしょ。「コビット19」なんて言われても「小人のホビットが19人いたの?」とか思ってしまう。

 ワシャは公式の場所でも「武漢肺炎」と言い続けている。それが歴史的にも正しいからである。

 フランスのノーベル生理学・医学賞授賞者のリック・モンタニエ氏が明確に言っている。

武漢ウイルスは人工的に作られたものである」

 そして武漢には、人民解放軍の支配する細菌兵器の研究所があり、何年か前にもそこから研究中のウイルスが漏れている。これは事実ね。

中国共産党というか支那社会の管理の杜撰さは全世界が知っていて、軍艦というもっとも規律の必要とされるところですら、場末の路地裏のような有様だったと司馬遼太郎が書いている。

そういったことはともかくも、武漢から世界に広がってパンデミックになってしまった邪悪なウイルスの歴史をきちんと知るためにも「武漢肺炎」「武漢ウイルス」でいいのではないか。百歩譲って「近平肺炎」「近平ウイルス」でも、その時の状況が見えてくるので良しとしよう。