書店で『週刊ポスト』の1月3日/10日合併号の目次を見て驚いた。呉智英さんが復活していたのだ。ここ2回ばかり「ネットのバカ現実のバカ」が休載されていたので、「どないしたんどすえ」と心配しておりました。合併号の「特別編」の冒頭で《体調が回復しましたので連載を再開します。新年も御愛読下さい。》とご挨拶をされていたので「ホッとしたんどすえ」。
どのような体調であったのかは知らないけれど、健筆はご健在であったので楽しく読ませていただきました。今回のお題は「数え年」と「満年齢」について、呆けたことを言っている論者たちを一刀のもとに切り捨てている。佐高信という「一刀両断」が好きな人もいたけれど、あれは右左関係なくなまくら刀でしたね。呉さんは切れ味鋭い正宗のような村正のような名刀である。
もちろん速攻で『週刊ポスト』を買いました。けっしてグラビアネーチャンや《「EDに克つ」今、できることのすべて》が見たかったからではありませんぞ(笑)。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53735710U9A221C1EA1000/
2019年の推計で出生数が90万人割れとなる見通しとなった。これはえらいことですよ。人口が減るということは国力の減衰に直結する。日本を日本たらしめるためには、子供をどんどんと産まなければならない。でも、現在の国の仕組みでは、若いカップルが子供を産もうと思えないから困ったもんだ。
作家の竹田恒泰さんが「出産したらお祝い金をど~んとあげればいい」と言っていたが、ワシャも賛成である。2人目以降の出産について、200万円でも400万円でもいい。3人目は500万円、4人目は1000万円でもいい。出産お祝い金事業である。予算は5兆円もあれば足りるだろう。子供が産まれれば産まれた瞬間から消費者になり、20年もすれば納税者になっていく。そのことを考えれば5兆円の先行投資など安い安い。日本の国家予算は一般会計100兆円、特別会計200兆円である。1.7%です。3万円の小遣いを貰っているお父さんなら、480円の出費ということになります。これが高いかどうか・・・。ワシャは充分にやり繰りできる金額だと思いますけどね。