日本を取り戻す

丸山穂高員議員、竹島は「戦争で取り返すしかない」…韓国議員団上陸でツイート》

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190901-00000052-sph-soci

 また丸山議員の発言である。北方領土も含めて、この議員の軽率な言動には1ミリも賛同できるのものではない。しかし、0.1ミリ程度で以下のように考えている。

 

 北方領土に関しては奪還できるチャンスがあった。それは199112月にソビエト連邦が消滅した時である。これは作家の竹田恒泰さんも言っていることなのだが、あのチャンスに自衛隊が「ただいま~」といって国後、択捉、歯舞、色丹に進駐すればよかった。6000キロ離れたモスクワは大混乱をしているのである。そこに乗じて、30キロ沖合の国後に自衛隊が上陸する。理由は「ソビエト連邦が不法に占拠していた我が国の領土である北方四島及びその周辺海域が、ソビエト連邦崩壊により混乱する可能性があり、このために自衛措置として自衛隊が出動をするものである」とかなんとか霞が関の秀才君が作文すれば、国際社会に「なるほど」とは言われないまでも「仕方がないか」くらいの同意を得られる可能性はあった。とにかく実効支配をしなければいけないのである。

 しかし、日本国は歴代総理の中でもヘタレ中のヘタレである宮沢喜一の政権だった。こんな大蔵官僚あがりのお坊ちゃまに乾坤一擲の手段を期待するのは無理無理。

 この時に、せめて小泉純一郎安倍晋三であったなら、北方領土は日本に戻っていた可能性はある。

 韓国に実効支配をされている竹島も同様である。丸山議員の短絡的な「戦争で取り戻す」というのでは、どれだけの犠牲が出るのか知れない。そんなリスクを追う必要はなく、朝鮮半島が混乱する時を待てばいいのである。そしてそのチャンスは近い。

 なにしろ文在寅という歴代韓国指導者の中でも、おもいきりの〇〇がリーダーなのだ。国際情勢も知らず、学ばず、己のファンタジーだけで、国策を弄するから、韓国はガタガタだ。

 日本は慌てず騒がず、ここは虎視眈々と爪を磨き込んでおく。すわ半島が一大事!そういった情勢になった時に間髪を入れず日本は動く。文在寅政権が潰れる、あるいは北朝鮮との間に何事かが発生する、米軍の厳しい動きが出るなど、なにが起きるか判らない。しかし、なにが起こっても対応できる力を込めておくのである。

 一大事があれば、政府のグリップは消えるか、もしくは弱まる。その瞬間を見逃さず、自衛隊竹島に出動し、島を包囲するのである。そこで竹島を占領している韓国軍に宣告をする。

「貴国は今大変な状況下に置かれている。その影響がこの海域を含む日本海の航行の安全を脅かす可能性が出てきている。日本海の安全な航行を確保するためにこの海域に自衛隊が展開をするので安心せられたし。繰り返す。貴国のある半島は今、混乱をしている。急ぎ半島に戻り、国内の治安を確保されるのが貴軍の使命である。そのために半島に戻られることをせつに願う。また、周辺海域の安全確保のために韓国の建設した施設等を自衛隊が使用することを通告しておく。これも地域の安定を確保するためである」

 にらみ合いが暫時あるかもしれないが、筋を通して説得をすれば、自分を守るということにかけては世界有数の種族性をもっている。不利を悟れば、命懸けで抵抗するなどということは絶対にしない。セウォル号から逃げ出した船長のようにさっさと竹島を捨てて半島に戻るだろう。

 まぁ韓国軍への通告文は、これも頭のいい官僚様にお考えいただくとして、自衛隊はそういった緊急対応も隠密裏に企画しておく必要がある。どちらにしても東アジア情勢が動くのは近い。

 ぬるま湯に浸かっている平和ボケは放っておけばいい。ぬるま湯がじわじわと熱くなっていることに気がつかないカエルは茹でられるだけだ。

 日本はじっくりとそのインテリジェンスを駆使して激動に備えなければならない。