「WiLL」のトリエンナーレ批判

 福井県立大学教授の島田洋一氏が厳しい。

《常識ある多くの日本人の怒りを買った「表現の不自由展」騒動は、大村秀章愛知県知事と津田大介「芸術監督」という中心人物二人の並外れた卑小さに起因する。》

 そして「不自由展」の企画アドバイザーだった東浩紀氏もこう言う。

《『表現の自由vs『検閲とテロ』という構図は、津田さんと大村知事が作り出した偽の問題だと考えています。》

 和田政宗参議院議員の発言である。

《河村(名古屋)市長は、「どう考えても日本国民の心を踏みにじる行為だ」と中止を求めました。ただ、これに噛みついたのが大村秀章愛知県知事。「憲法二十一条は、表現の自由と検閲の禁止を定めている。河村さんの発言は憲法違反の疑いが濃厚」と言い放ちました。大村知事は検閲というものを理解していません。》

 大村知事が「不自由展」の中止理由として「市民の安全を考えた」と発表したことについて、作家の百田尚樹さんがこう指摘する。

《詭弁もいいことですね。たとえば東京五輪が、脅迫FAX一枚で中止になるかどうか考えてみたらわかります。今回の中止決定は、大村知事に何かやましいことがあったんじゃないかなと思わせます。だから、早々に展示中止を決めて「表現の自由」の議論から逃げた。》

《騒動から二週間ほど経ってから、大村知事は「自分は止めたけど」みたいなことを言い始め、津田氏もまた同じようなこと言い始めました。完全に罪のなすりつけ合い、醜いですね》

 大村知事が河村市長に突き付けた憲法21条「表現の自由」については、政治学者の岩田温氏に、朝日新聞流の「表現の自由」であると見破られ、徹底的に論破されている。知らないことは口にするものではない(笑)。

 漫画家の孫向文氏が言う。

津田大介氏の本職は、反体制的な思想を掲げるジャーナリストであり、芸術方面とは無縁な人物です。(中略)津田氏を任命したのは「あいちトリエンナーレ」の主催者である大村秀章知事ですが、確信犯的に津田氏を芸術監督として任命したのではないでしょうか。》

《一刻も早く、左派・リベラル層による表現弾圧が白日の下に晒され、日本に本当の意味で「自由な表現」が可能となる社会が到来することを期待します。》

 

 左派・リベラル層に乗せられていてはダメですよ、大村知事。