まだやっている

 今朝の朝日新聞三河版

《「河村市長の責任免れぬ」共産党県委員会が批判》という記事が小さくあった。ちょっと引く。

共産党県委員会は3日、大村秀章知事へのリコール署名の8割に無効の疑いがある問題で、「直接請求権を不正に利用し民主主義を台無しにした」と批判した。》

 そもそもことの発端は、「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展・その後」という補助金目当てのサヨク活動家らのプロパガンダを、津田大介なる人物の騙しによって開催をしてしまったことによる。優柔不断な知事は、一旦は中止したものの、津田ら左翼の圧力に負けて再開をしてしまい、保守系から総攻撃を受けるのだが、結果、共産党国家のような厳しい監視の下(人数制限をしたり、写真撮影を拒んでみたり)で開催を続けた。それに対してのリコール運動が起こり、結局、それは不発に終わってしまう。高須先生や、それに賛同した文化人、河村市長などの意識は高かったが、実行部隊のレベルが「ネトウヨ」程度の低さだったのかなぁ。

 ともあれ、著しくプライドを傷つけられた知事は、自分の周囲の人間を使って高須陣営に反撃を開始している。これはもう少しウオッチしていきたい。評論家の呉智英さんも興味を持っておられるようだしね。

 それよりも問題なのは知事を支えて河村名古屋市長に攻撃を加えているのが、共産党県委員会であるということである。呉さんの専門分野であるマンガでは、長きにわたり「表現の不自由」を共産党共産党系文化人などに強いられてきた現実がある。《共産党の本家ソ連支那北朝鮮では、そもそも表現の自由など存在しない》と呉さんは言われる。

 その集団が「表現の不自由展」とそれに関わった津田大介、活動家たちを完全擁護に回っている。そのことがつまりあの一連の展示が赤化プロパガンダであった証明のようなもので、プライドの権化の知事も早くそのことに気がついて縁を切るなり、距離を置くなりしたほうがいいと思うが、「敵の敵は味方」ということで共産党と仲良くしているのだろうか?大丈夫か。