信用してはいけない

 もうこれは、賢明な日本人には共通の事実になっていると思ったのだが、NHKとかTBSとかテレビ朝日ではまだ20年前くらいの捏造の状態が続いているんだね。
 作家の武田恒泰さんが改めて言っておられたので転記しておく。
《勘違いをしている人がいるようなので、説明します。戦前、外地には職業の一つとしての「売春婦」はいましたが、日本軍が強制的に連行して奴隷にしたという、いわゆる「慰安婦」はいませんでした。当然、従軍させたという「従軍慰安婦」もいません。これらは完全な嘘です。》
 これと同様に、戦前に朝鮮半島から働きに来ていた朝鮮人が多くいたが、強制的に連行して奴隷にしたといういわゆる「韓国のいう徴用工」はいませんでした。その上に、昭和40年の日韓基本条約とともに結んだ四協定で徴用工の補償の問題は決着している。それを、アホな判決を出す韓国最高裁に「遺憾である」と河野外務大臣が言ったら、「日本の反応は不適切だ」と言い出す始末。
《韓国高官「日本の反応は不適切」と不快感》
http://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e9%9f%93%e5%9b%bd%e9%ab%98%e5%ae%98%e3%80%8c%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%ae%e5%8f%8d%e5%bf%9c%e3%81%af%e4%b8%8d%e9%81%a9%e5%88%87%e3%80%8d%e3%81%a8%e4%b8%8d%e5%bf%ab%e6%84%9f/ar-BBPpffw?ocid=st
 こまったお国であることよ。

 今朝の朝日新聞。「記者有論」で編集委員が喚いていた。
《在外外国人250万人 やさしい日本語社会のために》
 要するに、「外国人の身になって、安易な日本語を使おう」と言っている。その槍玉に挙がったのが「押印」である。編集委員は言う。《例えば、押印。「はんこを紙に押す」でまったく問題はない。》
 問題だらけじゃ。そもそも「押印」ならば「おういん」で済む。「はんこを紙に押す」では9字が必要で、名詞が2つ動詞が1つ助詞が2つも必要だ。動作を伴って「おういん」と言えば余程のボンクラでない限り日本語を知らなくとも理解できる。赤ん坊を考えてみればいい。「パパ」はすぐに覚えるが「あなたの製造責任者で養育の義務を追う親族」って細かく説明すればするほど解らなくなるべ。
 少し極論に走ったが、正式な文書に印鑑を押すことが「押印」だけで説明ができるし、外国人がその単語さえ覚えてしまえばじつに便利ではないか。「はんこ」と「紙」と「押す」と、間に挟まる「を」と「に」を覚えるよりもはるかに早くないかい。
 そしてこの編集委員、《ここから先は、「やさしい日本語」で書いてみよう。》と宣言して、論末の9行を小学1年生レベルの漢字のみ使用して書き上げた。これが平仮名ばっかりで読みづらいことこの上ない。小学生でも高学年ならば読みにくかろう。アホか。

 そもそもだ。「押印」は「捺印」と言っていた。クソ当用漢字の制定などで制限されて「捺印」が使われなくなったが、「捺印」は延暦13年(794)の文書にも出てくる歴史ある言葉なのだ。それが「押印」となった。それでも「押印をお願いします」と言えば、それは公式文書に印判を押すことを指している。「はんこを紙に押してください」では書類に押すのか雑紙に試し押しするのか判然としない。逆に判りにくくしている。

 お隣さんでは、漢字を追いやってしまったため、識字能力を格段に下げてしまった。この国でも一時期狂った学者から「日本語はすべてローマ字表記にせよ」といった暴論が飛び出たこともある。共通語を「英語」にというのもあったよね。
 これらはすべて文化・歴史の破壊にほかならない。朝日新聞の言うことなどきかずに「押印」という言葉を大切にしよう。
 朝日新聞の言うことを信用してはいけない。