官僚ってバカばっかり?

 今朝の朝日新聞朝刊。《健康保険 海外の家族制限へ》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181107-00000008-asahi-pol
 外国人労働者の海外に住む家族までを、日本の健康保険使用を認めている問題は、かなり以前から見直しを求められていた。にもかかわらず、厚労省の役人はまったく手を着けようとはしてこなかった。支那人なんかは、扶養家族を50人とかで申請して、受けてもいない治療費の7割を請求してくる。これがオーバーな話ではなくて現実に起こりそうだからこわやこわや。
 実際に、健康保険ではないが、生活保護で一家何十人もの申請が出たケースが関西であったでしょ。あれと同じことで、性善説に立った秀才官僚のつくった法律などザルばかりで、強かな特亜の人びとにかかったら、赤ん坊の財布から現金を抜くほど簡単な話なのだ。世界は悪意に満ちている、そう思ったほうが正しい。
 日本は、かつて人の命を救うのに法律を捻じ曲げて「超法規的措置」というのをやったお国柄である。「通常国会へ改正案を出してから……」などとのったらくったらやっていないで、ささっと対処したらどうなのさ。日本国民の健康保険が食い物にされているのである。健康保険を使うことで助かる日本国民の命はたくさんある。自国民を救わずして支那中国や朝鮮半島の国民を救ってどうする。

 経団連とか経済団体が胡散臭いと思っている。まず中国共産党へのすり寄り方である。これほど中共の独裁が進み、周辺諸国に悪影響を及ぼしているにもかかわらず、経済団体の皆さんは「銭儲け最優先」で大陸進出の手を緩めない。丹羽宇一郎などという売国人間を駐支大使にしたくらいだからね。今上天皇支那訪問に行かれたのも、経済界の協力と、親中派政治家の暗躍があったことは間違いない。
「銭儲け」のためならそういうことを平然とできる連中が進めているのが「移民法」「消費税増税」であり、胡散臭い経済人に疑問を持っている識者たちは、こぞってこの2法には反対の意思を表明している。
 
 こんな愚策を安倍首相に上げてくる官僚組織を眺めていて、先の戦争末期の軍事官僚の体たらくを思い出す。もっとも優秀であったはずの、当時の文武双方の官僚どもが、日本の滅亡を見事にプランニングしてくれた。
 焦土の中で反省し、そこから立ち上がって70数年、日本を盛り立ててきた官僚の劣化がここにきて著しい。歴史は巡る。明治維新(革命)で植民地とならず済んだ貧国日本はその後力をつけ、列強と渡り合った。しかし77年で官僚の劣化により滅亡してしまった。
 だが灰の中から不死鳥のように甦った日本は高度経済成長に突入し、連合国諸国家とまた経済戦争で互角に渡り合った。とはいえまた魔の70数年が経過し、国内外に課題は山積し、それらを処理していかなければならない官僚どもは70年前と同様に劣化が甚だしい。健康保険もまともに運用できない、移民政策もコントロールできない劣化霞が関に国策を任せていて大丈夫か!

 織田信長比叡山を焼き討ちした。その掃討戦争の最中に、仏法に理解を示す明智光秀は高僧や学僧の助命嘆願をしたが、信長はそれを一蹴する。
比叡山を堕落させてきたのはその坊主たちも一蓮托生である」
 そういって例外を認めなかった。これは極端な例であるけれども、腐ってきた組織は一度総替えしたほうがコストも安く抑えられ効率的だ。
 70年は体制・組織が劣化するのに十分な時間であろう。姑息な官僚の唱える「地方創生」なのでではなく、ドラスティックに地方に権限の委譲をしていく新たなかたちを見出す時期にきているのではないか。

 霞が関の解体ということでいえば、ワシャは大雑把には「道州制」の再検討を始めるべきだと思っている。