朝日新聞国際面。《「プーさん」上映 中国禁止》
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180809-00000036-asahi-movi
ディズニーの人気キャラクター「くまのプーさん」が習近平を揶揄するツールとして使われてきた。これに対して中国共産党は、ついに映画の上映を禁止した。
北朝鮮では、黒電話の使用が制限されている。これは、日本のコラムニストの勝谷誠彦氏が金正恩を「電話あたま」と皮肉ったため……ということはないか（笑）。
北朝鮮の冗談はさておき、「プーさん」映画の公開を認めない中国共産党、こんな他愛もない映画を、政権を脅かす可能性があるということで、封じ込める後進性はいかばかりであろうか。
プーさんですら弾圧をする体制である。共産党が嫌悪する宗教を持つチベットやウイグルの人びとがどれほどの目に合されているのか、この一事を見ても明らかではないだろうか。中国共産党はチベット、ウイグルを国内問題として国際社会の目から必死に隠しているけれど、赤いベールは穴だらけ。残念だったね。
日本にいる人権派と称する連中は、日本政府に対しては微に入り細を穿って「人権！人権！」と喚きたてるが、中国共産党や朝鮮労働党のやっている非道に文句をつけたという話をついぞ聞いたことがない。そりゃぁ福島瑞穂の原点たる土井たか子は、金日成と笑顔で写真に納まっているくらいだから仕方がないか。
同じ朝刊に《防衛費5.4兆円要求へ 過去最大陸上イージス盛る》という記事がある。もちろん朝日はこのことを批判的に書いているが、隣国が中共や北朝鮮でなければ、どれほど防衛費が安く済むことか。安倍政権の「防衛力の強化」やトランプ大統領の「バイ・アメリカン」を攻める前に、抗議する相手が他にいるだろう。
