《安倍氏「日中、完全に正常軌道」 習氏「来春訪日いいアイデア」 日中首脳会談》
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日中友好を演出するのもけっこうだが、相手が中国共産党であることを失念してはいけない。もちろん安倍首相はそのことを肝に銘じてG20に臨んでいるものと信じたいが、いかんせん安倍さんをとりまく親中派や外務省のチャイナスクールの連中の蠢きが懸念材料だ。
日中友好を急ぐあまり、香港の若者たちの足を引っ張るような真似だけは、ぜったいにしてはいけない。そして、チベット、ウイグルの人権問題を、習金平の顔を立てるがために、発信することを怠っては、せっかくここまで構築した中国共産党包囲網がまた灰燼と帰すであろう。
天安門の虐殺の時もそうだった。世界が支那に制裁をしている最中に、日本が腰砕けとなって、各国に制裁解除の潮流をつくってしまった。あの時に、きちんと締め上げておかなかった結果が今の支那の台頭につながっている。
来春に、国賓として中共の頭目を日本に呼ぶらしいが、そんなものは二の次、三の次でいい。とにかく今はチベット、ウイグルでの非道を責めて攻めて、香港も含めて、守っていかなければダメだ。ここで国際社会が「人権と民主主義」を堅守しておかないと、中共の全体主義、覇権主義、独裁主義は必ずや周辺国に災厄をもたらすものである。目先の友好などどうでもいい。ここは、ぜひとも安倍首相に、踏ん張ってもらいたい。