ミフリグル・トゥルソン

 ウイグル人女性の名前である。

 マンガ「私の身に起きたこと」~とあるウイグル人女性の証言~をご覧ください。

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 ワシャはチベットウイグル中国共産党が行っていることは、ナチスユダヤ人に実行したホロコーストに匹敵する蛮行だと思っている。この日記でもたびたび言及してきたが、日本で平和に暮らしている人たちに、リアリティをもってチベットウイグルをイメージしてほしい。たまたま20世紀から21世紀にかけて同じ惑星に生まれた人間として、チベット人ウイグル人の悲劇を見過ごすことは、とても恥ずかしいことだと思っている。

 なぜ、チベットでは若い僧侶たちが自らの身体に火を放って自殺するのか?

 なぜ、ウイグル人が次々と消息を絶っているのか?

 学習施設と称する監獄に100万人のウイグル人が収容されているのか?

 ミフリグル・トゥルソンさんが、家族を人質に取られながらも苦渋の選択をして、血の涙を流しながら発言をしているのか?

 

 残念ながら、こういった悲痛な叫びが伝わらない日本人がいる。名指しをさせてもらう。菅直人鳩山由紀夫に代表される元民主党、左系の人々である。日本政府、日本国がやってきたこと、やっていることについては、微に入り細を穿って批判をするくせに、とんと中国共産党の悪行について責めた発言を聴いたことがない。

 ちょっと話が逸れるけれど、この間の日曜日の「そこまで言って委員会NP」で、「日本にとって最も残念な総理大臣TOP5」を田嶋陽子が選んだ。田嶋がリアリストの日本人なら管直人鳩山由紀夫村山富市あたりが間違いなく入ってくるんだけど、サヨクファンタジーのシトなので、この3人は誰も選ばれていない。彼らが政権を担っていた時代、日本はどんな状況に陥っていたか、事実を見きわめるだけの脳力があれば、この3人は外せないわさ。社会党が崩壊したのも、頼りない自民党が一強でいられるのも全てこの3首相のせいなのである。そんなことも冷静に考えられないとは、頭が幸せなシトは本当に幸せだなぁ(笑)。

 おそらく田嶋も、チベットの痛み、ウイグルの苦しみを1ミリも理解していない。そういった日本人も実はぞろぞろといるので怖ろしいのだ。誰だったか「敵は国内にあり」と言っていたが、まさに敵は日本人の中にいる。

 

 今朝の朝日新聞の1面に《中高生「抗議はやめない」香港授業ボイコット》という見出しがある。香港は、4番目のチベットである。チベットウイグル内モンゴル、そして香港なのである。彼らが人民解放軍に踏みにじられる前に、世界は行動を起こさなければならない。中国共産党に自国政府から強烈なメッセージを送らせるために、なんらかの活動を始めなければ、香港の若者の命は風前の灯だろう。同じ時代の地球という船に乗り合わせた若者たちが何万人も戦車のキャタピラーで踏みつぶされてなるものか。

 

 ミフリグル・トゥルソンさんのマンガを見て、何かを感じてください。

 

 

 昨日、仕事の帰りにブックオフに寄って本を10冊買ってみた。これで3割を打ったらOUTだと思って、家に帰って確認したら0割だったのでホッとしている。よかった~。