笑っちゃうんですけど。人生はいろいろなことが起きますな。その時々に軌道修正をしていくわけなんだけど、だから面白いともいえるが、面倒くさいという一面もある。まだ、状況が動いているので、なにも話せませんが、もう少し固まったら日記に書いておこうと思っている。
翁長沖縄県知事、俳優の津川雅彦さんが亡くなられた。ご冥福をお祈りする。
あれだけ自信たっぷりだったボクシング連盟の山根会長が、蚊の鳴くような声で辞任表明をした。日大とは違って、こっちはあっけなかったねぇ。暴力団との交際を認めてしまった瞬間にOUTだったけどね。
善き話も入れておこう。最近の朝日新聞に「甲子園のことば」というコーナーがあって、甲子園に関わる人の言葉を取り上げている。今日は第59回大会で決勝までいった東邦高校の監督だった坂口慶三さんである。
「坂本で優勝していたら、こんなに長く監督はやっていなかった」
おそらくあの夏に頂点に達していれば、坂口監督の中である意味ピリオドが打てたのだろう。しかし準優勝だったので、まだ階段はひとつ上に残った。この一段を登ろうということで40年余の歳月を費やすことになる。
坂口さん後顧の大会の時、ワシャは炎天の名古屋でクーラー設置作業車の助手席に乗っていた。学費を稼ぐためにアルバイトをやっていたんですね(笑)。その車の中でずっと聞いていたのが、高校野球だった。東邦高校の試合は第1回戦から決勝まで。高校野球にはそれ程興味はなかったが、でも、手に汗を握って額に汗していた記憶が鮮明に残っている。
ワシャの中では遥か昔に終わった夏が、坂口監督の胸の内ではまだ継続しているとは・・・。
それぞれの人生にはいろんなことが起きている。